こちらは2004年〜2006年にかけて書かれた
未女子日女の長文の日記です☆
どうぞお楽しみください♥
2004年6月♥
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2004年06月08日 フラメンコの先生
私の習っているフラメンコの先生には驚嘆しちゃうの。
なぜってお歳はもう確かに80才近いはずなのに、黒髪は背中の真ん中くらいまで伸びているし、両足は前後に伸ばして床にペタッーとついてしまうの。
生徒より元気なのよー。
お若いときは浅草の歌劇団の踊り子さんをしていて、全国を巡業したりもしたんですって。
そしてなんとフラメンコを習いだしたのが、60才をすぎてからっていうのが、すごいでしょう!!
バレー教室も主宰していて、小学生にも教えているし、ほんと何をするにも年だから、なんてないのよね!
・・・といいながら、私は気ばかりでボチボチ!
やっぱり年だから、疲れるよー、やれやれ、ホッ!
先生のエネルギー、バイタリティーには負けるー、信じられなーい!
2004年06月09日 梅の実、こーろころ
「ポタン」「ポト」「バシャ」「ポトン」
あれー?と思って、午後になって外に出たら、風と雨によって庭の梅の実が続々と落ちてきたの。
うちはふつーのうちなんだけど、庭には柿の木や、梅の木や、ざくろの木や、イチジクの木とかが、あちこちに植えてあるのね。
でも花が咲くまま、実がなるままにしてあるものだから、もう大変! いつも実が落ちてきてから、あらあら、って気がつくのね。
そう、熟れた実が、「早く拾ってよー、取ってよー」って声をかけてくれているのね。
で、梅の木なんだけど、もともとはかれこれ30年近く前に、小さな鉢に植えてあった20センチくらいの小さな豊後梅の木を庭に植え替えたものなのね。
まるで小さな桃みたいに、赤味がかったのもあって、とてもきれいなの。
直径5センチ近くもある大粒の実をひろうのって、なんだか、ウキウキ、ラン♪ラン♪ラン♪
ひろった実を1粒ずつブラシで水洗いするのって、ワクワク、ルン♪ルン♪ルン♪
天の恵みに感謝!感謝! とっても楽しかった。
きれいにした後は、しばらくみんなで仲よく冷蔵庫で眠っていてね♪
・・・で、さて、どうしようかな?
梅酒にするか、砂糖づけにするか、それとも梅干?
どうするかは明日以降だけど、考えるのが、これがまた楽しいのよねー。
2004年06月10日 梅干に決定!
さて、昨日の取った梅の量をさっそく計ってみたら、なんと10kgもあったのよ。
・・・というわけで、梅干に決定!
といっても去年も梅干にしたんだけどね。
去年のつけた梅干が底にほんのちょっとだけ残っていたのを別の容器に移して、桶をきれいにきれいに水洗いして、今年も上手に梅干ができますように、と心の中で梅さんたちに両手を合わせて、「おいしく、おいしく、おいしくなってね」と梅に塩をまぶしながらつけたのね。
塩分はいつもひかえめにして、健康的にね!(でも、その方がおいしいのよ)
そして重石をしっかり置いて、ほこりよけにきれいなビニールでカバーして、とりあえずは完成!
後は無事に梅酢があがってきたら、7月に土用干しするまで、ゆっくり眠っていてちょうだいね。
なんか忙しいのに、私、いつもこんなことばかりやってるなー。でもいいや、けっこう好きだし。
さてさて、今年もよい梅干が出来ますように。
出来るといいな〜♪
2004年06月11日 久しぶりのダンスパーティ!
さて、10日ほど前に友達にさそわれたダンスパーティ。今日がその日だったの。
夕暮れ時、ちょっと着飾ってパーティに出かけたの。
駐車場は満杯、道路にも車があふれてる。
わー、すごいわねー、と思って、会場の中に入ったら、中もすでに熱気ムンムンで、みんな楽しそうに踊っていたわ。
知っている顔もいっぱい!
「お久しぶり」 「わ!変わらない!」 そんなわけない!
「元気!」 でも楽しい、うれしい。
知り合いと何曲か踊っていたら、「その踊りはなんていうの?」って言われちゃった。
私の踊りをジーと見てたらしいの。
うーん、困った!!返事のしようがない! どれも速い曲、ジルバとか、ジャイブの曲だったんだけれど、私のはスットン狂に気分に合わせて飛んだり、はねたりしているからねーー!!
ゲストは外国人のラテンのペアで、女性のスタイルはバツグン!
プロの踊りを間近で見るのは、ほんと迫力満点!
みんな大拍手でアンコール、5曲も披露してくれたの。
目と気分の保養で大満足! 楽しかったよー!!
2004年06月12日 ダンスを始めたきっかけ
さて、ところで、私がダンスを始めたきっかけは、私のママが60才くらいのとき、「社交ダンスを習おうと思うのだけれど、心もとないから、付き添いでついてきて!」と頼まれたわけなのよね。
ママと待ち合わせ、いっしょに電車に小一時間乗って、現役を引退した先生のところに行って、グループで指導を受けたの。
ママはすぐに、ほんと半年もたたないうちにイヤになってやめちゃったのよ。(いつもそうなんだから!)
でもね、私の方は楽しくなって、そのまま続けたの。(だからやっぱりママには感謝!)
そして誘われるままに、あっちに入り、こっちに入り、駅前に出来たスタジオで個人レッスンも受けたりと、はまってしまったのよね。
けっこう私、踊っているの好きなんだわ。
つまり、そのとき別の自分を発見したっていうわけなのよ。ルンルン!
2004年06月13日 キャット・グラス(猫草?)
家人が、「猫が好きな草、って書いてあったから、つい買ってしまった」って小さな植木草?を買ってきたの。
長さが10センチ、幅が2ミリぐらいの草がひとつかみほど、ビニール製の植木鉢に植えてあるの。
なるほど、表面に、【キャットグラス(猫草?)、消毒済み、猫大好き】って書いてあるけど、どう見ても、その辺に生えているただの雑草にしか見えないのよ。
以前、我が家の猫猫ファミリーの1匹、ミケちゃんが花瓶の花の葉っぱをよくむしっていたので、食べるかなー?って、つい買ってしまったらしいの。
置いてみたら、ミケちゃん、本当に毎日少しずつムシャムシャ食べて、4、5日で丸ぼうず。
気が付いたら土だけが残っていたのよ。
でもね、他の猫は全然、知らん顔! 食べようとしないの。ミケちゃんだけで食べちゃったのよ。
だから、猫全部大好きっていうわけじゃないと思うのよね。
猫の好みって意外とむずかしいわね。
猫はグルメのNo.1、なんてCMもあったし。
うーむ、うむむ、だけど、やっぱりこの草、ただの雑草にしか見えないんだけどなー、うーむ。
2004年06月14日 キャット・グラス(猫草?)の続き
さて、前回、買ってきたキャット・グラス(猫草?)を我が家のミケちゃんが、ムシャムシャと食べてしまったお話をしたけど、そうなると、うーむ、いろいろと好奇心がわいてくる。
と、いうわけで、その後にいろいろと試してみたのね。
最初はカイワレ大根。
「こんな雑草もどきを食べるんだから、カイワレ大根も食べるかもね」って居間のすみに置いてみたのね。
だけど、あれ?
ミケちゃん知らんぷり。もちろん他の猫もまったく知らんぷり。
2日たってしおれてきたから、あわててお味噌汁の具に使ったわけでした。
でも、こんなことでは、まだめげない。
今度は小さな空の鉢に、買ってきたキャット・グラスと似たような草を入れてみたの。(庭から適当にむしってきたのね。)
さて、さて、どうかな?って観察をしてたら、ミケちゃん、その前に座り込んで、しばらくじーっとその草を見てたの。
そして、やったー! 大成功!
ミケちゃん、そのまま体をかがめて、ムシャムシャと食べ始めたの。しかも今度は他の猫たち、トルルと、ユタタも、ちょっと食べたから、我が家のただの草の方が美味しい、ということで、うちの庭草の勝ちぃー!
それからしばらくして、ホームセンターで、少し大きめの鉢に入った【ペット大好き草】っていうのが売っているのを見かけたの。
うーむ、まったくすごい、やっぱりただの草、っていう感じよ。ただの草の底力、恐るべし!
ただの草に乾杯!!!
2004年06月15日 近くのおじいさんとおばあさんのこと
「あれ!!?」
今日の午前中にちょっと2階のベランダに出たとき、そう思ったの。
と、いうのも、久しぶりにお天気が続いているのに、すこし離れた隣の家の2階の窓が閉まったままなのに気がついたのよ。
あの部屋のおじいさんはよく天気がいいと、いつも窓を開けてお布団を干しているのに。
そういえばその近くに住んでいる別のおばあさんも最近、見ないなー。よく知り合いの人が訪ねてきてて、家の玄関を開けると、ほがらかなおしゃべり声が聞こえてきていたのに。
家人にいうと、そういえばかなり前から静かだよっていう返事。
うーん。
で、ちょうど夕方、回覧板が回ってきたの。
よく見ると、そのおばあさんの名前は斜線で消してあって、離れた隣の家のおじいさんは日付が記入してないまま、通過していた。
お二人とも10年近く住んでいたのに、うーん、なんかさびしいな、気になるな、どうしちゃったんだろうー。
2004年06月16日 実はスケートもならってまーす!
と、いうわけで、私はいろいろとお習いごととかしてるんだけど、いま一番、熱心なのは、やっぱりスケートね♪
きっかけは、いつものことだけど、「私もぜったいああいうふうにやってみたい!!」
テレビとか観てると、ついそう思っちゃうのよ。むかしは伊藤みどりさん(知ってる?)のジャンプを見て、すごーい!って思ってたし。
女子フィギュア・スケートの中継で、いろいろな選手が華麗にジャンプしているのを見てると、つい、「私もやってみたい!やってみたい!」なのよね。
学生の頃は妹とちょこっとだけただ滑るのだけはやっていたのだけれど、30年たって本格的にやってみたいと思っちゃったわけね。
もちろん家人は、「いい年をして、そんな危険なことやめてくれよ!」っていうのが、まあ、常識だろうけど、やっぱり、やってみたい!
都合のいいことに電車で15分乗れば、駅前にスケート場があるじゃなーい!
・・・ってことで、早速、日曜の早朝レッスン(一般営業前にやっているのね)に手続きしたっていうわけ。
「初級、初心者はじめてでーす♪」
仲間はみんな10代、20代、それにチビッ子といっしょの親30代、40代。
ま、いいじゃなーい、それなりにゆっくり、ボチボチやればいいのよーー♪
2004年06月17日 家の息づかい
人の気配のなくなった家ってなぜかわかるのよね。
今日、道を歩いてて、なんとなくそんなことを思ったの。
窓や戸が閉まっているのは同じなのに、やっぱり、なんか違う。
人は住んでいるけど、たまたま留守だった場合と、まったくその家から人が撤去して無人になってしまっている状態の家って、なんか違う。
不思議なんだけど、なぜだかわかるのよね。その家の前を通っただけで、なにか違うのよね。
その家が生きているっていうか、なにか息づかいが違う。
無人になってしまった家からはその生きている息づかいが感じられなくなっちゃうのよね。
シーンと静まりかえっているのは同じなのに、微妙に不思議になにか感じるものが違うの。
うーん、家もやっぱり人とともに息をして、生きているってことなのかなー!?
そうなのかな、そうなのかも知れない、
うん、きっとそうね。
変なの、なぜだか今日はそんなことを思ったの。
2004年06月18日 お庭のお手入れ、ゴーゴー!
恵みの雨に草木は活き活き、緑あざやかな姿に心やすらぎ、洗われる、んーー。
・・・なんていうのは、よく手入れされて、刈り込まれた宮殿のお庭や、立派な日本庭園とかのお話なのよねーー! んー、うらやましいー!
我が家の庭はそれはまあ、それなりに広いんだけど、ぜんぜん、ぜんぜん手入れしないものだから、いつのまにか木は生い茂って、雑草はわがまま放題。
ふと気が付くと、わー、ボウボウに伸びちゃってるーー!
どうも一年ずつおっくうになってくるのよねー。
とはいえ、「やっぱり梅雨の晴れ間にやるっきゃない!!」
ようやく仕方ないから、重い腰を上げたの。
道路や、ご近所の方々にご迷惑をかけないように、家人はもっぱら枝切り、チョキチョキ。
私はポイポイ雑草とりなんだけど、これがもう、やってるときは、ポイポイ、ポイポイ、ポポイのポイ、って楽しいんだけど、うーん、もう後になると、疲れる疲れる。
もー、やんなっちゃうーー!
でもね、その後の成果が幸せな気分にさせてくれるのよね。
少しさっぱりした庭に立って、空に両手を上げて、冷えたジュースをゴックン!
「うーん、最高! 気持ちいーいー!!」
2004年06月19日 皆さんも気をつけて!
「心配だから、一緒についていくよ」って夕方、家人が買い物の荷物持ちについてきてくれたの。
で、一番近いスーパーに歩いていったのね。
実は私、今日ちょっと体調が悪くて、風邪ぎみで、すこしボーッとしていたのよね。
そういうときに限って魔がさすっていうか、なんというか・・・買い物がすんで、ついつい道から外れて、近道になる駐車場の中に入っちゃったのよねー。
それがまちがいのもと。
駐車場所と駐車場所の境にロープがタラーッと膝ぐらいの高さに張ってあるんだけれど、右足を上げて、ヒョイっとまたいだつもりが、次の瞬間には、
「きゃあーあー」
ドタン!
気が付いたら左半身と左の頬が地面にベターァァーーってくっついて、地面さんとこんにちは!(なんて書いてるけど、ほんと痛かったのよ!)
「いたーい! 助けてー、起き上がらせてー!」
自分で起き上がろうとしても、力が入らないの。
家人がびっくりして、かかえて起こしてくれたんだけれど、もう痛いのなんの。
幸い左のひざ小僧から血がすこし出ているだけで、後は特に問題なし。よかったー。
その後は家人の肩につかまって、足を、ピクタン、ピクタン、しながら帰ってきたの。
「あれ? どうしたの?」
「エヘヘヘー、ちょっと転んじゃってぇー」
そんなときにかぎって、知り合いに見られちゃうのよねー・・・・
あー、恥ずかしぃぃぃーー
2004年06月20日 今日はスケート!
さて、今日は日曜日、ということで、早朝、スケートのレッスンに行ってきました!
(昨日、風邪ぎみで、駐車場でスッテンコロリと転んだんで、どうかなー、って思ってたんだけど、早寝して、朝起きたら、もうぜんぜん平気でした!)
さて、そのスケートのレッスンなんだけど、足を開いて、閉じて、開いて、閉じてを繰り返して、前進していくのは、まあまあ出来るようになったんだけれど、うーん、やっぱりまだバックが大変!
だって、やったことないんだもん!
手すりをつかんで、そうっと力を入れて、手を放す。
氷の上を体が後ろにすべる。
もう、もう、「きャャーァァ、キャァーーァァーーー」の連続よ!
とまったところから、また前にトコトコ歩いていって、手すりをつかんで、またグイッと押しながら手を放す。
バランスを取るのも大変だけど、少しずつだけど慣れてくると、1メートルが2メートルになるのよ!
なんだ、楽しい! やればできるじゃなーい! なんとかなりそうじゃなーい!
氷の上をスーーッと動いていただけだから、体の疲れなんてたいしたことないと思うでしょ?
とーんでもない!
椅子に座ったら、両膝がジーンといたくて、しばらく動けなかった。
だけど、めげない、めげない!
スケートはまだはじめて日が浅いし、なにより継続は力なり、っていうでしょ?
2004年06月21日 お隣のおじいさんのこと
「あら、ねぇ、ねぇ、お隣のおじいさんと、向こうの家のおばあさんのことなんだけどーー」
家の前を近所でも評判の情報通さん(町内の話題ならどんなことでもすぐにキャッチする女の人ね)が通りかかったので、ちょっと呼び止めて聞いてみたの。
少し離れたお隣のおじいさん、それに、その近くの家に住んでいる別のおばあさん、二人とも最近、晴れた日にも窓が閉まったままなので、ちょっと心配してたの。(・・・これって少し前にこの日記にも書いたけど。)
で、気になっていたから、情報通さんに聞いてみたのね。
そしたらおばあさんの方は3週間ぐらい前にケアハウス(自分の身の回りのことは出来る人が住むところ)に入居したとのこと。
「それから隣のおじいさんは腹痛を起こして、2週間ぐらい前に入院したのよ。それで庭に植木鉢があるでしょ。その水やりを頼まれちゃって。ちょうどいまから水やりに行くところなのよ」
・・・ですって。
よく見たら、片手に水が上まではいったペットボトルを持ってた。(情報通さん、情報通だけじゃなくいろいろと世話焼きさんなのよねー)
「あら、まあ、ほんと? ついこのあいだ、あのおじいさん、俺はもう80過ぎてるのに、生ごみ当番させるなんて、ひどいもんだ、なんて言ってたのにー」
って、私が言うと、情報通さん、あきれ顔で、
「なに言ってんだかねー、いつも何かっていうと、うるさくああじゃない、こうじゃないって文句ばっかり言ってるんだから。
でも、まあ、いなきゃいないで、やっぱりちょっとさびしいわねー」
・・・だって。
うーん、そうよねー、ふだんはうるさく思っている人でも、いざいなくなるとさびしいわよねー。
ま、それはそれとして、やっぱり普段の言動って大事だよねー。そんなふうに思った午後でした。
2004年06月22日 ママにお願い!
さて、突然なことなんだけど、フラメンコの発表会を2ヶ月後にひかえ、衣裳を用意しなければということになったの。
「うーん! これって私にも縫えそう!!」
そう思っちゃったのよ。
習ったことはないけれど、もともと縫うのは嫌いじゃないし、私のママに製図をとってもらえば何とかなりそう!と思ったわけなのよ。
ママは私の幼児の頃まで、お針子さんを使ってデザイナーしていた人だから、どんなお洋服でも型紙をとれるの。
だから私の子供時代のお洋服はすべて妹とおそろいのママのお手製だったのよ。
さっそく先生の衣裳をお借りして、「お願い、これと同じものを自分で作ってみたいの。型紙とって!」
先生の衣裳は腕の肘あたりとロングスカートの部分に3段もフリルがついていて、なかなか難しそうなんだけど、ママにとっては何でもなかったみたい。
すぐに私のウエストやら、バスト等々を計って、「ほい!」っと型紙を作ってくれたわ!
うーん、さすが!
こうなったら、縫うっきゃない! よーし、縫ってやるぞー!
2004年06月23日 今日はボランティアの日!
リーン、リーン、ジー、ジーー
「うーん、眠たい、もうちょっとだけ」
・・・なんてことは今日だけは言ってられないの。
つい手を伸ばして、目覚ましのベルを止めてしまいそうになって、はっと気づく!
「うわー、いけない! こんな時間!!」
で、すぐさま、あわてて飛び起き、道具を持って車で出発! 今日だけは朝が苦手な私も寝坊はしてられないの。
なんでかって? じつは老人ホームで待ってくれているおばあさん達に会うためなの。
と、いうのも、私、ちょっとだけある種のマッサージを会得していて、お友達と二人で月3回、ボランティアで老人ホームを訪問しているの。
技術向上の講習会で彼女(といっても支部長さん)が一人でご近所の老人ホームでご奉仕しているというので、つい、
「そのうち私にも見学させて」と言ってしまったのよ。
「見学なんていわないで、一緒に手伝ってよー」
「そうねー、いいわよー」
それがはじまり。
私の家から彼女の家まで抜け道を使ってきっかり1時間、彼女を乗せて老人ホームまで10分ぐらい。
9時ちょっと前に無事とうちゃーく!
私っていつもこういう感じで、なりゆきまかせで、いろんなことが始まってしまうのよねー!
ま、楽しいからいいかー!
2004年06月24日 番外編:クママの独り言
今日、我が家の猫猫ファミリーの王子様、クママの独り言をそおっーと聞いちゃったの。ホントのホントよ!
ニャーオ!
・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・うーん、僕はこの家で生まれ育って丸3年。ご主人たちは僕のことをこの家で一番すばらしい猫だって言うんだ。きっと高貴な血がまじってるって言っている。
うーん、そうなのかなー。
三毛猫のチャコ母様から生まれたのに、なぜか黒と白のコントラストが絶妙で、いわゆるタキシードを着ているようなデザインらしいんだけど、筋肉質で、短毛で、ビロードのようにスベスベしているし、しっぽは細く長くしなやかに動くのが自慢なんだ。
目は黒目がなぜか夜になってもまん丸くならなくて、適度に縦長なんだ。
鼻は黒いんだけど、鼻の下の両側の白い部分はちょっとだけ左右非対称で、その顔で見つめられると、女性はうっとりとりこになっちゃうと絶賛してくれるんだ。
しゃべるのはおっくうだから、黙っていることの方が多いんだけど、それがまたいいんだって。
たまあにお腹がすいて、甘えて出す声が、僕には分からないんだけど、またすごく色っぽいんだって。
でも悩みはあるんだぜ。ちょっと気が弱くて、いつも妹のキララにはやられっぱなし。
毛が短いから、寒くて寒くて、すぐご主人の布団の中におじゃまさせてもらうんだ。(特に足にくっついて寝るのが好きなんだ。)
あとね、お腹がちょっと弱いのが、悩みの種。でもご主人が定期的に薬を飲ませてくれるから、大丈夫。
これでも感謝してるんだよ、ホント!
あーあ、なんだか眠たくなってきちゃった。もう寝ようっと。フニャーーーオーー」
おしまい♪
2004年06月25日 海辺でガツン!!
さて、今日、なんとなくふいに、
「うん! 今年の夏は水泳に挑戦してみよう!」
・・・という気持ちになったの。(お昼ごはんを作っているときに、急にそう思ったのよねー。いつもそう。)
少し前に書いたけど、知り合いに公営のプールに誘われたのも関係しているかも。
でもね、これって私にとってはなかなか大変な決意なのよ。
まあ、海やプールは好きで、毎年行っていたんだけれど、どうも怖くてちゃんと顔をつけられないのよねー。
だからいつもぽっかりと浮かんでいただけ。
と、いうのも、だいたい8才ぐらいのときなんだけど、私、海のそばに住んでいたのよねー。
それでよく海で遊んでいたんだけど、ある日、海から上がってきたときに、波打ち際でバットの素振りをしていた人に顔を、ガツン!と思いっきりバッティングされて、そのまま海の中へドボン!って倒れこんだことがあるの。
ひどい事故でしょ? もちろん意識不明!
気が付いたときには家の中に寝かされていて、口の中も外もアイスキャンディーいっぱいで冷やされていた、というわけなの。(そのあいだのことはいまだにまったく何にも覚えていないの。)
まあ、なんというか、そのときの記憶が強くて、顔を水につけるのが、ずうぅっっっーと、とっても恐怖(ホントよ!)だったの。
最近は少しは大丈夫になってきたけど、まだまだ苦手。
うーん、だけど、思い立ったが吉日ね!
とりあえず午後に動きやすそうな新しい水着を買ってきた!
「よし! 何十年も前のことに心を縮めてないで、今年はやってみるぞー。うん、よし、決めた!!」
2004年06月26日 大好きな菖蒲園(しょうぶえん)
梅雨の季節に1度は楽しみに行く場所があるの。
ほら、いつか野草とりにいった(覚えてる?)土手のお隣にある公園。
正確には菖蒲園(しょうぶえん)。
今日は昼間、とってもよく晴れていたから、「それ!いま行こう!今日行こう!」と、またまた車で10分ほど飛ばして遊びにいったの。
菖蒲園の名前の通り、菖蒲の花が1年でいまだけ次から次へと咲いて、目や心を楽しませてくれるからなのよ。
全部で何万株あるか分からないけれど、見渡すかぎりの菖蒲のあいだを回廊のように歩く板道が作ってあって、歩く両脇を、紫、白、青、ボカシ等々の菖蒲が1かたまりの列をなして咲きほこっていたわ。
大型の花は豪華絢爛、小型の花はやっぱり可憐で清楚。
甲乙つけがたしって、こういうことよね。
夏のように晴れた雨上がりの澄んだ空気に洗われた花と緑濃い葉が目にも心にもさわやか、あざやか。
道路1つ向こうの老人ホームから、午後のお散歩にきた車椅子の方々も、藤棚(ふじだな)の下で1休み。
石を組んで作った滝の下の小さな水遊び場ではチビッコたちが、ビチャ、バチャ、キャッキャ。
お母さんたちはのんびりおしゃべり。
犬をつれたあの人この人があっちにも、こっちにも。
こういう風景って日常なんだけど、気持ちが満ちたりて、見ていてあきないのよねー。
(※長くなっちゃったので明日の日記に続きまーす!)
2004年06月27日 大好きな菖蒲園(しょうぶえん)の続き
さて、そんなこんなで、昨日の菖蒲園(しょうぶえん)のお話の続きね。
とってもよく晴れた空の下、菖蒲園の中のあちこちでいろいろな人たちが思い思いに楽しんでいたわけだけど、
で、さて、ところで私は、っというと、周りをあじさいが今をさかりと取り囲んでいるその前の草っ原に大の字になって寝ころんじゃったの。
もう大きな空も緑の木々も、みーんな、みんな、私を見守ってくれている、っていう感じ。
すがすがしい香りに包まれているー、っていう感じーー!
「おっ! あの三番目の雲が乗り心地がよさそうー!」
お日さまとお友達になって、雲に乗って遊覧している私が手を振ってくれたよー。
私も思いっきり手を振ったよー。
帰りにお買い物しているときも、心はフワフワ。
ジグ!ザグ!スキップ!スキップ!っていう気分ー!
もう、そんな気分!
で、そんな感じで、昨日ちょっとはしゃぎすぎちゃったのか、今日はなんだか、すこし疲れて、ぐたーってしちゃった。
うん、でも、こんな疲れなら、いつでも大歓迎。
また来年も行こうーっと。楽しかったわー!
2004年06月28日 なぜか?猫猫な我が家
「猫砂がなくなったよー、買いにいかなくちゃー」
月に2回くらいの割合で、いろいろな猫の必需品を買いにいくのが決まりなの。
家人と車でホームセンターへ行き、猫砂、ドライフード、猫缶、ときには虫下し等々を大量に車のトランクに積み込むのよ。
むかし、小次郎ちゃんっていう犬を飼っていたときは、毎日のお散歩さえ欠かさなければいいっていう感じだったのに、
「ご縁があったんだから、いいんじゃない!」
・・・っていう具合に、散歩しなくていい気楽さから、いつのまにかなぜかたくさん猫が増えちゃったのよねー。
と、いうことは、もともと私が悪いのかなー!
実家の私のママが犬好きで、常時5匹くらいの犬が家の内、外、関係なく駆け回っていた環境で育ったせいで、私も犬は大好き、猫はイメージだけで大嫌いのはずだったんだけれど、小次郎ちゃんが天寿をまっとうしてから、なぜか猫が寄ってきちゃって、来るものは拒まず、なんてしてたら、いまみたいに増えちゃったのよねー。
気が付いたら、家人はお下の世話係、私は夕食の手作り食事係になってご奉仕にこれ務めているわけ。
うーん、なんだかなー。
2004年06月29日 なぜか?猫猫な我が家の続き
さて、昨日、書いた通り、我が家は気が付いたら、いつのまにか猫猫なおうちになっていたのだけれど、
でもね、何匹もたくさん飼ってみて、猫は人間顔負けなぐらいに性格さまざまで、面白ーい、って気づいたの。
発見したのね。
いまでは猫に出会えてよかったー、いろいろなことを猫から教えてもらったわー、と思ってる。
だからいまでは猫大好きになっちゃったの!
さて、ところで、我が家では猫猫たちの数が多いので、おトイレ用の砂場は家の中、3ヶ所に作ってあるんだけれど、普通の猫用ケースだと小さいので、家人が別の用途の大きめのケースに猫砂を入れているの。
猫たちはそれぞれお好みの場所でしているみたい。
だけどこの猫砂の優れているのには、ほんといつも感心しちゃうわ。
消臭・殺菌機能つきで、オシッコなんかはすぐに丸くきれいに固めちゃうし、まったく、ぜんぜん臭わないのよ!
ほんと、すごい! すごい!
どうして猫砂を発明した人にノーベル賞をあげないのかしら? ふしぎよねー。
2004年06月30日 今日は老人ホームでボランティア
今日は水曜日、・・・というわけで、いつものように老人ホームにボランティアに行ってきました。
「おはよう」 「よろしくお願いしまーす」
顔なじみの看護婦さん、ヘルパーさん、職員さんたちと廊下でご挨拶をかわして、広いリハビリルームに入る。
と、壁際の隅の一角に衝立を立てて囲った場所を用意してくれているのね。
腰かけれるぐらいの高さの台を並べて、その上に人が寝れる大きさのマットが4つ敷いてあるの。
高齢で車椅子になった方、倒れて車椅子になった方とか、いろいろなんだけれど、お昼ご飯までの2時間あまり、次から次へとおしゃべりしながら2人で手分けをしながら、マッサージをしてあげるわけ。
常連さんも新しい方もみんな晴れ晴れとした顔になってくると、私たちもうれしくなるけど、反対にいろいろな方の人生のお話を聞いて、参考になったり、知らなかったいろんなことを教えてもらったりもするわけなのね。
2時間なんてあっという間。お別れの時には、きまっていつもこんな感じ。
「また来週くるからねー、そのときまでお元気でねー!」
「あんたもねー!」