こちらは2004年〜2006年にかけて書かれた
 未女子日女の長文の日記です☆
 どうぞお楽しみください♥

2005年1月、2月、3月♥

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2005年01月03日 あけましておめでとう! 今年もがんばりましょう!

 新年あけましておめでとうございます。

 最後の最後まで災害の多い2004年でしたが、ついに2005年の新たな年が始まりましたね。

 私はというと、年越しそばを食べた後、除夜の鐘が遠くから聞こえてくるのを聞きながら、雪で凍った道を転ばないように用心しながら、歩いて15分ぐらいの、地元の小さな氷川神社におまいりしました。

 ならんで順番におまいりをした後、おちょこにお神酒(おみき)を1杯ふるまっていただき、隣のテントでは甘酒もごちそうしていただいたのよ。

 綿菓子は子供じゃないので、ちょっと遠慮しちゃった。

 大きな木を燃やして、あかあかと炎が舞い上がる回りで暖をとりながら甘酒をいただいたので、体がホッカホッカとね!

 いつもは閉めているお社の扉を特別な日だけ開けて、地元の方がいろいろお世話して、おまいり出来るようにしてくださるのよね。

 本当にありがたいことよね!

 去年のダルマさんは無事に過ごせたことを感謝しつつ、お戻しして、新しいダルマさんを求めてきました。

 今年もよろしくお願いね〜♪

 境内の外で、青森から出稼ぎだという石焼き芋屋さんからお芋を買って、かじりながら、またツルツル転ばないように足元を踏みしめながら、帰ってきました。

 エンジェルの皆さん、ゆっくり、1歩1歩、今年もがんばりましょうね!

ぷりんてぃん





2005年01月08日 ミカンの実、おいしーい!

 「ちっともすっぱくない! ジューシィでおいしーい♪」

 去年、はじめて緑色の実がなっているのを発見したあの木、

 以前の日記にも書いたことのある多分20年(?)以上はたっていると思うんだけれど誰も気がつかないうちに生えてきて今では大きく2階の窓まで伸びてきた木、

 青虫が葉を食べて蝶々になって庭を飛んで、楽しませてくれる木、

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 と、いってもしばらく忘れていたんだけれど、新年になって見上げてみたら、大きな濃緑の球は、みごとなオレンジ色に変わって輝いていたのよ。

 さっそく家人に長柄バサミでもいでもらったら、なんと全部で16個もよ!

 両手で包むのがやっとのほどの大きなみごとな、どうみてもこれは夏みかん!(青虫が好んで食べるから、もしかしたらミカン類の木かな?とは思っていたけど。)

 さぞかしすっぱいだろうと恐る恐る口に入れたら、これが、これが、おいしい! おいしい!

 とても、とても、もったいなくて、皮まで捨てる気になれず、細かく刻んでお薬味にしたり、乾燥させて粉末にしたりと、それはうれしく毎日1個ずつ家人と楽しませてもらいました。

 実家のママにもすぐ6個おすそわけで、送ったのね!(お正月の1日にお邪魔して、ごちそうになったばかりなんだけれどね!)

 元気なママもすごく興奮してね、電話くれたの。

「こんなおいしいミカン食べたことがない! 皮でマーマレード作るわ! 木にお礼をするのよ。1メートルぐらい離れたところに穴をほって、野菜くずや、お米のとぎ汁をあげなさい! また来年も実ってくれるように、よく頼みながらね!」

 本当にそうよね! なにもしないのに新年そうそう、こんなにおいしい果実をプレゼントしてくれたんですものね。
 感謝しても感謝しても足りないぐらいの感謝だわ!

 今年は最初からうれしいことがあったわ!

 こいつぅぁ〜ぁ、春から縁起がいいぜ〜〜♪

 今年はなにかいいことがありそう・・・・かな〜♪?

ぷりんてぃん





2005年01月15日 チビはミケちゃんが好き

 去年の予報では暖冬っていっていたけれど、やっぱり冬は冬よねー。急に寒いのよねー。

 外のバケツの水、朝は氷はってたりして、やっぱりけっこう冷えているのねー。

 だから猫たちもね、夜は布団に群がってくるのね。

 いま末の息子からあずかっているチビもいるから、全部で猫、10匹になっちゃってるんだけど・・・・

 チビ、といっても、超バカでかいサイズの子なの。

 実はむかし我が家の庭に油汚れまみれで、どこから来たのか、私の目の前にヒョイっと出てきたのね。(家人が洗ったんだけれど、1度では落ちなかったくらいなのよ!)

 そのとき多分、生まれて2ヶ月くらいだったんだろうな、と思うんだけれど、その割にどうも尻尾も足も鼻すじもすごく大きく立派だったので、これは絶対大きな猫になるって思ったのね。

 だからうちで飼うことにして、末の息子にあげるときにも、そんな名前はよしなさいって注意したんだけれど、ついつい、チビ、って付けて、そのままになってしまったの。

 いまはだから2才半くらいかしらね!

 息子が用事があるときにチビが何日か(1週間とか10日ぐらいのときもあるけど)遊びにくる度に、1才年上の面倒見のよい我が家のミケちゃんは小さいときから毛なめをしてあげたり、遊び相手になってあげたりしているので、チビはミケちゃんが一番好きなのね!

 ところがいまではチビは巨大猫。

 ミケちゃんは我が家では1番小さな猫。

 チビが運動のつもりで体をぶつけると、ミケちゃん、ヒーヒーと泣いて、怒って逃げ回っているの。

 見ていると可愛そうだけど、思わず笑っちゃうのよ。

 そこでミケちゃん、自分のいい場所を見つけたの!

 サイドボードの上に、たまたま新聞屋さんがくれる新聞をまとめて整理する紙袋が置いてあるのね。
 その中に新聞が3分の2ほど入っていて、上の部分がほどよく空いているのね。

 その新聞袋の中にすっぽりと入って、安住の地としたの。

 ミケちゃん見当たらないなー、と思うと、その中でぐっすり寝ているのよ。

 時々、ミケちゃんがお留守のときは、シママが入ったり、キララも袋から顔だけちょこっとのぞかせていたりして、ほんと笑っちゃうのよねー。

 おかげで古新聞の回収に出せなくなっちゃったんだけれど、いつのまにか我が家の人気スポット! 当分、ミケちゃんたちのためにそのままにしておくことにしたわ。


 猫たちも寒がって布団の中に入ってくるお話を書くつもりだったのに、脱線して、チビとミケちゃんのお話になっちゃったー!

 まあ、いいか!

ぷりんてぃん





2005年01月24日 皆さん、食べすぎにはご注意ね!

 「何だかだるいと思ったら微熱が出てるんだ!」って家人がぐったりと横たわりながら言うのね。

 「おまけに食べるとお腹が痛いんだよ」ってね。

 「それは大変! いまはやりのノロウイルスだー!」なんて、はやしたててやっちゃったのね!

 熱は2日で下がったんだけれど、胃がシクシク痛くて、下痢になっちゃったのよー!

 まあー、言ってみれば、食欲の秋から、暮れとお正月にかけての疲労というか、暴飲はないから、暴食の蓄積のつけがきたというわけらしいのよね!

 よく考えてみたら、毎年、この時期には同じこと、繰り返しているのよねー!

 2日間ぐらいはおかゆに梅干(もちろん自家製のいつか日記に書いた梅干が上手に完成しているの)。
 これがまあ、とってもおいしいのなんのって!

 そのあと胃にやさしく白菜と魚のタラ、シラス、オカカ等を入れたお雑炊やら、煮込みうどんと続いたわけ。

 これも、まあ! なんと、とってもおいしいの!

 私もおつき合いしたおかげで、予想外にダイエット効果になって、よかったー! ニンマリ♪

 大昔から、お正月明けにはちゃんと七草がゆを食べて、疲れた胃をやさしくお休みさせてあげましょうって、言われているでしょうー。

 あれって、やっぱり、理にかなっているのよねー。

 あらためて、大昔の人ってちゃんと分かっていたのよねー、偉いものよねー!って感心しちゃったわけなの。


 ところが何日かしたら、さあ!なおったー、とばかりに、スキヤキをがばがば食べて、すぐに紅茶でショートケーキを2個食べて、寝る前には、「ラーメン!食べよ!」

 ありゃまー! これじゃー、胃もたまったもんじゃないわよね!

 ひっくり返っちゃって、怒るのあったり前よねー! やれ、やれ。

ぷりんてぃん





2005年02月07日 すてきな、すてきな、ぷりんてぃんの刺繍

 「これ、みて!」って家人がこのあいだインターネットの画面をみせてくれたのね。

 そこはとあるエンジェルさんが付けている日記(blog)らしいのね。

 そして家人が指さしている先には、なんとかわいいぷりんてぃんがいたの!

 小さな写真が縦に並べられていて、それぞれの写真の右側に一言、コメントが付いているのね。

 そのうち1枚の写真がぷりんてぃんで、その右側には、「ぷりんてぃん完成!」って楽しそうに書いてあったのね。

 私の描いた、やんちゃで元気なぷりんてぃんがトナカイさんに雪をぶつけているっていう場面のぷりんてぃんがそこに写っていたの。

 あれ? でも、少しちがう。
 それはただの絵じゃなくて、なにかの糸でできた刺繍のような・・・・。

「いったいこれはどんなふうに作ったのかしら?」と思って、その方の日記を逆に辿ってみると、数日おきに創作過程が掲載されていたのね。

 なにやら木の枠があって、そこに上下に何本もの下糸(?)が張ってあって、その下糸にそれぞれの色糸を複雑に編むようにのせていっている(?)みたいに見えるのね。

 どうやら一枚の布を織るみたいに、毛糸でぷりんてぃんのイラストを織ってくださったようなのね。

 去年の12月中旬頃、作り始めて、年明け1日の完成になっているから、なんと足掛け2年がかり(?!)の大作ってことね!

「額ぶちに入れて飾っておきたいわね!」

 思わずそう思っちゃったくらい、よく出来ている、かわいいぷりんてぃん!

 エンジェルの皆さまが私の知らないところで、こうしてぷりんてぃんを愛してくださり、遊んで育んでくださっているなんて、本当にぷりんてぃんは幸せ者です。

 私も感謝、感激、心よりお礼を申し上げます。

 本当に楽しい気持ちになりました。

 皆さん、本当にどうもありがとう! ぷりん、ぷりん、ぷりんてぃん♪


p.s.
 掲示板などでご心配をかけましたが、ようやく、風邪なんて、どっかに飛んでいっちゃいました!
 おかげさまで、昨日辺りから、元気、元気です!

ぷりんてぃん





2005年02月17日 ネコといっしょに、ネコネコお寝んね♪

 まだ2月。まだまだ、ちょっと寒いじゃない。

 猫たちもまだまだ、布団がいいらしくて、夜、寝るときはもう大変。

 布団の中が好きなのと、布団の上が好きなのとに分かれるんだけれど、クママは短毛でスベっとしているので、特に寒がりで、足もとにからみつくのが好きで、いつも布団の下の方にもぐってくるのね。

 そこへキララのじゃじゃ馬娘が後から同じようにもぐり込んでくるわけ。

 いつも後から来るくせに、キララは、キーキキーって怒った声を出して、クママを追い出そうとするのね。

 気の弱いクママは決まってそのまま追い出されていたんだけれど、最近は少し変わって、“そうはさせじ”とがんばって出て行かないの。

 最後にはキララも、クママの隣、ちょっと離れたところであきらめて寝ちゃうのね。

 よしよし、その意気よ! あっぱれ、クママ! がんばれー!


 ミケちゃんはいつも腕まくらで顔だけ出してもぐっているんだけれど、そこへトルルももぐろうと姿を見せると、体の小さいミケちゃん、ヒーっと恐怖の声で叫ぶのね。

 トルルは優しいし、何もしないのだけれど、体は大きいし、威圧感に圧倒されて、そこは体の小さいミケちゃん、本能的に叫んじゃうのよ。

 ミケちゃん本当に可愛そうなの!

 トルルもからだの脇にもぐってね! 優しくしてあげてね♪


 チャコちゃんは顔の横、シママ、ユタタ、ママサンが掛け布団の上にドカッと位置するわけ。

 まるで私は小人にしばられたガリバー状態よ。

 身動き出来なーい! 金しばりのようなのよー! 誰か助けてー!


 家人はね、「そんなのけっとばして、どかせばいいじゃない!」って言うけれど、それが出来るんなら、愚痴らないわよねー!

 毎晩、熟睡できないし、起きると体が固まっていたいしー!(でもネコたちはみんな気持ちよさそうにぐっすりお寝んね。)

 あー、結局、でも自分が悪いのかー! 自分が悪いんなら、我慢するっきゃないのかー!

 あー、お願いだから早く暖かくなってよー! うーん、私も早くのびのび寝たーい!

ぷりんてぃん





2005年02月28日 みんな、いっぱいよろしくね♪

 むかし私のママが雑談でこう言ったのね。

 「あんなにきれいな美人さんが本当にイヤな顔になっていたのよ。なにか旦那さんとトラブル中らしいんだけれどねー!」

 それからしばらくして、私が週1回ぐらい顔を合わせる、そうねぇ、決して美人とはいえないおばさんなんだけれど、「おはよう!」って顔を見合ったら、いままで見たこともないくらいイキイキと輝いていたの。

 私は思わず、「まあー、今日はものすごくきれい。いつもとちがう。顔が輝いているー!」って感じたままを伝えたのね。

「あーら、わかるっ! 昨日ね、ちょっと宝くじが当たったのよ!」

 おばさんはうれしくてたまらないっていう感じ!

 そのとき、つくづく思ったのね。心の中身はストレートに顔に表されるんだ、ってね。

 だけど自分の素の顔は自分では決して見ることは不可能なんだなー、ともね。

 お友達とお茶してるでしょ! 全員、私の顔を見ているけれど、私だけはそのときの自分の顔を見てないのよね!

 鏡の中に自分の顔を映して自分で見ているんだけれども、知らず知らず、無意識に映っている作った自分の顔を見ているだけで、他の人が日常、私の顔を、姿を見ているように、私が自分の顔を見ることは不可能なんだ、と気が付いたの。

 自分では決して見ることができない自分のイヤな顔を、他の人に見られるなんてイヤだなー、って思うようになったのね!

 でも、毎日の日常を過ごしているだけでも、イヤなこと、不愉快なこと、ショックなこと、イライラすること、落ち込むほど悩むことは、いっぱい、いっぱい、あるものよねー!

 もちろん、ショックで寝込んじゃったときもあるのよ!

 でもね、1週間ぐらいたって、少し心が落ち着いてきたら、正面からみて、ものすごくショックだったその出来事を、ちょっと右側からみたり、左側からみたり、さらに後ろから、逆からとみて、考えてみることを心がけるようにしたのね。

 よく、「ものは考えようよ!」っていうでしょうー。

 ちょっと軽く聞こえるフレーズだけれど、これがほんと、そうなのよ。

 考え方を変えてみると、自然、自然に。

 そうすると、どんなにつらかった出来事も、だんだんと違って考えられるようになってきたのね。

 心って、とっても不思議よね!

 目には見えない色々なこと、誰かさんに感謝することに、少しだけだけれど、ゆっくりと、1歩1歩、自分なりに変わっていけたと思うのね。

「これは私にとっていいことだったんだわ。私に教えてくれたんだわ。私を守ってくれたんだわ。あっちではなく、こっちと示してくれたんだわ。」・・・・等々とね!

「また、がんばろう! がんばらなくっちゃ!」とね!

 そりゃあ、自分に都合よく考えているだけかも知れないけれど、そうするとすべての悩むことも、最後はすべて、「泣くのをやめて、ありのままを受け止めて、ありがとう!」になっちゃうのよ!

 すなおな気持ちで頭をさげて、感謝できるの。

 それからは、「未女ちゃんはいつも元気で楽しそう!」 「バカだからー!」なーんて、お友達といつも楽しく笑えるようになったのね!

 次のステップへ明るく元気を出して、歩む力を与えてもらった気がするのね!

 自分がいまこうしてあるのも、家族、身内、周りのすべての人々のおかげなんだと思うのね。

 いまだに息子たちには色々なことを教えてもらっているし、猫たちにもね!

 いっぱい、いっぱい、ありがとうだらけ。

 皆さん、これからも、いっぱいよろしくね♪

ぷりんてぃん





2005年03月09日 春はすぐそこ!

 新聞を開いたら、今日はもう啓蟄(けいちつ)って書いてあった。

 やだー! もうー?

 冬ごもりの虫が春の陽気に誘われて、土の中から顔を出す、っていう日だって書いてあった。

 大変! 大変!

 私の冬ごもりも終わらなければならないかなー。

 そうよね! けっこう暖かい日も増えてきたようだし、いつまでも冬眠していると、時代おくれの浦島太郎さんになっちゃいそうだし。

 ここは思案のしどころ。そろそろお目覚めしなくちゃいけないかー!

 そうは言っても、まだまだ寒い日も多いし、こもってもいたいしー!

 だけど、ずうっーと思いながら切らなかった庭の木の枝を、「今年こそ、活動の停止している1月中に切ろう!」と決意していたのに、それも過ぎちゃって、

 頭の中で、「芽吹いてきたら、あのめちゃくちゃに、野放図もなく四方に伸びた枝が電線に迷惑かけるし、あーー、芽吹かないうちに何とかしなけりゃー!」

 ・・・・と、ずーっと冬ごもりしながら先延ばしにしていた枝きりを、

「いやいや、やっと啓蟄も過ぎたんだ、虫だって動き出すんだから、私もやっぱり動かなくっちゃー!」

 ・・・・と、やっと重い腰を上げて、家人といっしょに枝の整理をしたのであります。


 なんのことはない、行動に移してみれば、頭の中でグズグズ気にすることもさっぱり晴れて、木もさっぱりして、気分もよくなるのに、私っていつもどうしてこうなのかしら!

 ちょっと疲れたけれど、外仕事すると、いい気分!

 そろそろ冬ごもりも終わりにしなくちゃね!

 お買い物も家人にずいぶん手伝ってもらって助かったし、元気になったし。

 どうやら猫たちも春の気配で気持ちが落ち着かないみたい。跳んだり、はねたりー!

 それにしても私どうしてこんなに眠れるのかしら。

 私の体はきっと猫並みなのかも知れないわ!

 でも、もうそろそろ起き出さなくちゃね! 春はすぐそこ!

 私も春の気配といっしょにスキップしなくちゃね!

ぷりんてぃん





2005年03月15日 なんとなく思ったこと

 「いまの若者は・・・・!」っていうふうに、中年すぎると否定的に言いたがる人って、けっこう多いんだけれど、私はそうは思わないのね。

 家人は、「江戸時代の文書にも、そんなふうに書いてあるよ!」って教えてくれたのね。

 と、いうことは、みんなある程度、年を経て、人生折り返し地点を過ぎると、そういうふうに言いたがるのかもね!

 私が若者していた時代から30年以上も経っているんだし、そのあいだに時代は急速に変化、進歩しているんだし、環境もまったく違った時代を若者しているんだから、当然、ものの見方、考え方、価値観は大きく差があると思うのよ。

 自分が若者だったときは親以上の年長者からは、きっと同じように思われていたんだと思うしね!

 自分ではまったく気が付いていなかったけれどね!

 昔ね、ある高名な評論家の方が、テレビが普及しだしたら、

「国民は一億総白痴化!(※いやな言葉だけど、当時の表現のまま載せるわね)」っておっしゃったの!

 でもね、私はいまではその反対で、「一億総博識化!」になったんじゃないかなって思うのね。

 なにしろ幼児のときから絵本と同時に親に抱っこされながら、「イラク爆撃」なんて情報を理解は別として、見たり聞いたりしているのよ!

 幼児から10代、40代、70代・・・・とみんな同じ情報を共有しているわけ!

 これっていい悪いは別として、すごいことだと思うのよ!

 興味をもった人だけが本で学問しなければ知識とならなかったことが、テレビをつけっ放しにしていれば教えてくれるのよね!

 政治、経済、歴史、健康、レジャー、リアルタイムの世界中の出来事・・・・ありとあらゆる人生にかかわるすべてのことを広範囲にわたって教えてくれるのよね!

 文字だけからしか得られなかったものが、視覚、聴覚、色覚を刺激して得られるわけ。

 脳もその分、むかしの人より刺激され、活性化した部分もあると思うのよね。

 だから私の若い時に比べると、「いまの若い人は頭がいい!」と感心しちゃうのよー!

 私は若い時、なにも考えないで、ぼぅーとしていたからねー!

 何を考えて生きてきたのかなーって、考えてみると、行き当たりばったり!

 流れのままに沿って、流れてきて、いまなんでこうなっているの?かなー、っていう感じなのよね!

 いろんな人に出会って、親も含めてね!いろんな人のおかげなんだなーって、しみじみ思うのよね!

 現代は社会の動き、進歩も急速で、本当に大変だと思う!

 ただどんなに世の中、進歩して、便利になっても、絶対、変わらないものがあると思うのよ。

 石器時代からコンピューターの時代になっても変わらないアナログな人間!

 どんな時代になっても、人間の心、気持ちは同じ、不変なものだと思うのよ!

 悲しい、苦しい、淋しいときは誰かと一緒にいたいし。

 楽しい、嬉しいときも誰かと一緒にいたいし。

 嫉妬や憎しみが少しでも薄らぐ人としてこれからもずっと務めていきたいなー!と私は願って、思うのね。

ぷりんてぃん





2005年03月23日 ♪♪ 春は名のみの ♪♪

 「うわー、寒!」

 昨日はタンクトップで過ごせたくらい暖かかったのに、今日はあわててカーディガンをはおらなくちゃ!

 ・・・・なんて日々の繰り返しの3月。

 三寒四温とか、暑さ寒さも彼岸まで、とか昔の人のいう通りなのよね。

 それでも真冬の寒さとはちょっと違って、暖房も半分、ちょっと動き回ると汗が出るっていうふうで、

 「ああ! 春はもうすぐ!」

 気持ちもなんだか春めいてくるのよね!

 この季節になると、2階のベランダでお洗濯物を干しながら、私の口から思わず知らず出てくる歌があるの。

 もう記憶にないくらいの昔から、この季節だけ、私だけ(?)の限定ソング。

 洗濯物をハサミながら青い空に向かって大きな声で歌うのね。

 高い場所で気持ちが春の気配を感じると、歌わずにはいられなくなるみたい!

 それも洗濯物といっしょにね!

「春〜は、名〜のみ〜の、風〜の寒さ〜よ〜・・・・・♪」

 考えもなく自然んと口から出てくるのね。

 ピーンと澄んだ空気、高い青空、白い雲になんとなく春を感じるのかしら!

「時〜に、あ〜らず〜ぅ〜と、声〜も、た〜て〜ず〜・・・・・♪」

 そうなのよね、まだまだ寒いから谷の鶯も歌いたくても、まだダメよっていう歌なの。

 本当の春になるまで、反対に私の方はこの歌を何回も歌うの!

 ご近所さんは少し迷惑かも知れないけれどね!

 鶯さんのきれいな声が響き渡ってきたら、本物の春がきたってことよね!

 鶯さんにバトンタッチできるそれまでは、私の声を大空に響き渡らせて、早く春を呼んできてもらおうっと!

「春〜は、名〜のみ〜の〜・・・・・♪」

ぷりんてぃん





2005年03月30日 元気いっぱい! 自転車で一回り♪

 自然は正直よね!

 私なんか、「まだまだ寒いー!」なんて縮こまっているのに、庭をふと見ると、梅の花が、「私をみてー♪」っていう感じで咲きほこっていて、「いつまでも縮んでいてはダメよ!」って喝を入れられたよう!

「そうだわ! 自転車で1回りしてこよう!」

 思い立ったが吉日! さっそく出発ー!

 ほほにあたる風はまだ冷たくて、その肌のひんやり感と目に鮮やかな新緑と、時々、目にとんでくる梅の花のピンク、家々の花だんの赤や黄。

「うーん! いつの間にか春になっている!」

 子供たちもいつの間にか外で遊んでいるー!

 15分くらい走らせて川まで行ってみると、おじさん達は釣り糸をたれているー!

 土手をジョギングしている人も結構、大勢いるー!

 みんな縮んでないで、自然から元気をもらっているー!

 自然ってすごいよね!

 かれ草と土だらけだったところからは、草がむっくと伸び上がってきているー!

 だまって静かにそこにあるだけで、私たちに元気を、パワーを、エネルギーを注入してくれているみたい!

 私も自転車で一回りして、春の息吹きの生命力を全身にもらってきた!

 ゆっくりと縮んでいた身体がほぐれてきたみたい。

「さあ、梅さん、しっかりとがんばって実をつけてね! ちょうど去年の梅干し食べ終わる頃だからね!」

 心の中で両手を合わせて、お頼みします。

 そして次はすぐ桜さんが咲いて、みんなに元気をくれるのよね。

 自然って、ほんとうにえらい!

 自然に乾杯! 感謝♪ ありがとうー♪

ぷりんてぃん