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ぷりんてぃ
んと.
.
.
.
.
遊ぼうよ!
.
第4話.
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郵便配達屋さん.
さて、
みなさん.
今回はみなさんに、
と
っ
てもすてきなぷりんて
ぃ
んを紹介しますね♪
.
ファ
ンタジアランドで一番の働き者
、
ぷりんて
ぃ
んの郵便配達屋さんです
。
.
郵便配達屋さんは、
今日もみんなの幸せの
ために
、
町のすみずみにまで
、
幸せの小包みを配達しています
。
.
一日のはじめには、
まずはお空にごあいさ
つです
。
.
小鳥さんたちも、
郵便配達屋さんの大フ
ァ
ンです
。
﹁
チチチチッ
、
郵便配達屋さん
、
今日も元気でごきげんよう
!
﹂
﹁
チチチッ
、
今日もお仕事よろしくね
!
﹂
.
郵便配達屋さんも答えます
。
﹁
この小包みを待っ
ている多くの人に
、
幸せをお届けするのであり
ます
﹂
.
お日さまも、
雲さんも
、
にっ
こりと見守っ
ています
。
.
青虫さんと遊んでいた猫さんも顔をあげて
、
ごあいさつです
。
﹁
がんばっ
て、
ニャ
︱
ン
﹂
﹁
お届けものであります
﹂
.
郵便配達屋さんの、
ほがらかな声が町にひ
びきます
。
.
町には楽しげな声があちこちからひびいて
きます
。
.
ワンちゃ
んとお散歩しているひと
、
.
買い物帰りのお母さんと子供
、
.
そのほかにも、
いっ
ぱい
、
いっ
ぱい、
楽しげな声が
!
.
さて、
郵便配達屋さんは
、
ぶじに荷物を届けることができたので
し
ょ
うか?
﹁
お届けものであります
。
ここにサインをお願いするであります
﹂
﹁
まあ、
まあ、
ありがとう
。
誰からかしら?
﹂
﹁
隣町の息子さんからであります
﹂
﹁
まあ、
まあ、
あの子っ
たら﹂
.
どうやら、
ぶじに荷物を届けることができ
たようですね
。
﹁
郵便配達屋さん、
どうもありがとう
﹂
﹁
よかっ
たであります。
喜んでもらえたのであ
ります
。
うれしいのであります
。
次の配達先に向かうのであります
﹂
.
多くのひとに喜んでもらえることが
、
郵便配達屋さんにと
っ
ても、
なによりの喜びです
。
.
郵便配達屋さん、
がんば
っ
て!
.
さて、
次のお届け先はどこでし
ょ
う?
.
あれ?
.
おやおや?
.
みなさん、
.
ほら、
見てください。
.
郵便配達屋さんの次のお届け先は
、
ミ︱
ちゃ
んのところですよ。
.
ミ︱
ちゃ
んは元気に郵便配達屋さんにごあ
いさつです
。
﹁
こんにちは、
郵便配達屋さん
﹂
.
郵便配達屋さんも答えます
。
﹁
ミ︱
ちゃ
ん、
いいところでお会いしたであ
ります
。
ミ︱
ちゃ
んにお届けものであります
﹂
﹁
わぁ
、
ほんと?
.
誰からだろう
?
﹂
﹁
はい、
クロミ︱
ちゃ
んからであります
﹂
﹁
わぁ
、
クロミ︱
からのプレゼントだ
!
.
うれし
︱
。
.
郵便配達屋さん、
どうもありがとう
!
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは荷物を受け取りました
。
.
もう、
ウキウキ、
ワクワクです
。
﹁
またまた、
ちゃ
んとお届けできたでありま
す
。
よかっ
たであります
。
それでは失礼するであります
﹂
.
郵便配達屋さんは、
ペコリと頭をさげて
、
立ち去ろうとしました
。
.
ところが・
・
・
﹁
あっ
、
郵便配達屋さん
、
ちょ
っ
とまっ
て!
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは郵便配達屋さんを呼び止めま
した
。
﹁
は、
はい。
な、
なにか問題があ
っ
たでありますか
?
﹂
﹁
ううん、
ちがうの。
あのね
、
私もお届けものを頼みたいの
。
いい
?
﹂
﹁
あっ
、
なるほど、
もちろんであります
﹂
.
呼び止められて、
はじめはち
ょ
っ
と、
びっ
くりした郵便配達屋さ
んもな
っ
とくです。
.
さて、
ミ︱
ちゃ
んもお届けもの
?
.
はて、
さて、
いっ
たい誰に宛ててでし
ょ
う?
.
あのね、
それはね、
もちろん
・
・
・
.
クロミ︱
ちゃ
んはいつものように
、
野原でのんびり日なたぼ
っ
こをしていました
。
.
お隣にいるぷりんてぃ
んも、
グ︱
グ︱
、
すやすや
、
いい気持ち。
.
さて、
さて、
そこに郵便配達屋さんがや
っ
てきました
。
﹁
クロミ︱
ちゃ
んに、
お届けものであります
﹂
﹁
わぁ
、
郵便配達屋さん
、
こんにちは。
誰からだろう
?
﹂
﹁
はい、
ミ︱
ちゃ
んからであります
﹂
.
ああ、
やっ
ぱり!
.
ミ︱
ちゃ
んのお届けものは
、
クロミ︱
ちゃ
んに宛ててのものだ
っ
たんですね
!
.
みなさんはもちろん、
もう分か
っ
てましたよね
!
.
でも、
おや?
.
クロミ︱
ちゃ
んはちょ
っ
と、
とまどいぎみのようすです
。
﹁
もお、
ミ︱
っ
たら、
プレゼントのお返しは
いい
っ
て言っ
たのに︱
︱
﹂
.
そうは言っ
ても、
クロミ
︱
ちゃ
んは、
とっ
てもうれしそうです
。
﹁
ミ︱
ちゃ
んとプレゼントの交換であります
か
。
とっ
ても楽しそうなのであります
﹂
﹁
う、
うん、
ええと、
まあね
・
・
・
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは、
さ
っ
そく箱を開けてみました
。
﹁
ええと・
・
・
あっ
、
中はク
ッ
キ︱
だ♪﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは、
ほほ笑みました
。
.
顔がキラキラ、
キラキラと輝きます
。
﹁
郵便配達屋さんもいかが
?
﹂
﹁
あっ
、
いえ、
わたくしは仕事中であります
から
・
・
・
﹂
﹁
いいから、
いいから。
幸せのおすそわけ
、
ね
?
﹂
﹁
そ、
そうでありますか
﹂
.
郵便配達屋さんは答えます
。
﹁
では、
一つ、
いただくであります
﹂
.
郵便配達屋さんは、
ク
ッ
キ︱
を一つ、
口の中にぱ
っ
くり!
﹁
こ、
これは・
・
・
とっ
てもおいしいのであります
!
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは、
に
っ
こり。
﹁
でしょ
う?
﹂
.
郵便配達屋さんはこうして今日もたくさん
の人たちに幸せを配
っ
ています
。
.
皆さんのもとにも幸せの小包みが届くとい
いですね
!
.
きっ
と届きますよ!
.
さて・
・
・
あれ?
.
・
・
・
ところで、
クロミ
︱
ちゃ
んがミ︱
ちゃ
んに贈っ
た最初のプレゼントの方は
、
いっ
たいなんだ
っ
たんでしょ
うね?
.
それはね・
・
・
・
みなさんのご想像におま
かせします
。
.
きっ
とすてきなものがいっぱい
!