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ぷりんてぃ
んと.
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遊ぼうよ!
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第7話.
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お買いもの.
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その2.
さて、
さて、
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ミ︱
ちゃ
んたちがマ︱
ケッ
トの中でお買いものをしているち
ょ
うどその頃
、
.
お店の外のお花屋さんでも
、
ぷりんてぃ
んのお母さんと坊やがお
買いものをしていまし
た
。
﹁
あら︱
、
このお花、
すてきね
.
あら?
.
こっ
ちのもいいわ
﹂
.
ぷりんてぃ
んのお母さんはお花が大好き
。
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店長さんが言います。
﹁
こちらの大きな、
めずらしいお花はいかが
ですか
?
﹂
﹁
あらすてき。
でもこのなでしこも可憐で
、
すてきね
︱
.
・
・
・
.
どうしましょ
う、
迷っ
ちゃ
うわ﹂
.
お母さんがあんまり悩んでいるので
、
坊やはだんだん飽きてきて
しまいました
。
﹁
う︱
ん、
まだかな︱
、
たいくつだな
︱
﹂
.
そのとき、
わあ、
小さなお花の中から蝶
々
が飛び出してきました
よ
。
﹁
わあ、
きれい!
.
蝶々
さんだ﹂
.
坊やは嬉しくなりました
。
.
蝶々
さんは言います。
﹁
私のお里へ行くと、
私の仲間がも
っ
といっ
ぱいいるわよ
﹂
.
そう言うと、
蝶々
さんはひらひら
、
ひらひらと舞い上がりました
。
.
すると坊やは・
・
・
.
あら、
あら、
あら・
・
・
﹁
ねぇ
、
待っ
てよ。
待っ
て︱
﹂
.
おやおや、
ぷりんてぃ
んの坊やは蝶々
さんを追いかけて
、
走り始めましたよ
。
﹁
もっ
ときれいな私の仲間に会えるわよ
。
私についてら
っ
しゃ
い﹂
.
蝶々
さんはひらひら、
ひらひらと飛んでいき
ます
。
﹁
どれにしましょ
う。
迷うわ
︱
﹂
.
あらあら、
たいへん!
.
お母さんはお花選びに夢中で気が付きませ
ん
。
﹁
おや、
元気な坊やであります
。
どこにいくのでありますかな
?
﹂
.
郵便配達屋さんはお届けものの途中で坊や
を見かけて
、
そう思いました
。
.
猫さんも蝶々
を捕まえようと
、
大ジャ
︱
ンプです
。
.
でも・
・
・
﹁
届かないニャ
ン﹂
.
蝶々
さんは、
ヒラヒラ
、
ヒラヒラと飛んでいきます
。
.
はてさて・
・
・
.
さて、
はて・
・
・
.
どのくらい走っ
たことでし
ょ
う?
.
気がつくと、
ぷりんて
ぃ
んの坊やはとっ
てもきれいな蝶
々
の里に来ていました
。
.
いっ
ぱい、
いっ
ぱいの蝶
々
さんたちが出迎えてくれます
。
﹁
こんにちは﹂
﹁
こんにちは、
ぷりんて
ぃ
んの坊や﹂
﹁
私たちの里にようこそ
﹂
﹁
わあ、
すご︱
い﹂
.
いままで見たこともない蝶
々
さんがいっ
ぱいです
。
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坊やは嬉しくてたまりません
。
.
ドキドキ、
ワクワクしてしまいます
。
.
すると・
・
・
.
おやおや!
.
おやおや、
にぎやかな声にさそわれて
、
森の奥から
、
いっ
ぱいの動物さんたちも集ま
っ
てきました
。
.
いつのまにか坊やの周りは
、
大にぎわいです
。
.
うさぎさん、
たぬきさん
、
きつねさん、
.
モモンガさんや、
小鳥さんもいます
。
.
みんなぷりんてぃ
んの坊やに会えて
、
大喜びです
。
﹁
わあ、
ぷりんてぃ
んだ
﹂
﹁
愛の妖精さんだ﹂
﹁
ポンポコポン、
ようこそ
﹂
とたぬきさん。
﹁
コンコンコン、
こんにちは
﹂
ときつねさん。
.
森のみんなが大歓迎。
.
坊やはピョ
ンピョ
ン飛び跳ねて
、
ご挨拶です
。
﹁
わあ、
こんにちは、
みんな遊ぼうよ
!
﹂
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坊やは森のみんなと時間を忘れて遊びまし
た
。
.
楽しい楽しい時間が過ぎていきます
。
.
あれ?
.
でも、
坊や、
お母さんに黙
っ
てこんな遠くまで遊びにきて
も大丈夫なの
?
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このお話の続きはまた次回
。
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続きます!