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ぷりんてぃ
んと.
.
.
.
.
遊ぼうよ!
.
第2
1
話.
花園の.
.
メリ︱
ゴ︱
ランド.
さて、
みなさん、
.
し︱
まちゃ
んのお家の近くの森の奥には
、
と
っ
ても美しい秘密の花園があ
っ
たことを覚えていますか
?
.
ある日のこと、
し︱
まち
ゃ
んに招待されて、
ミ
︱
ちゃ
ん、
クロミ︱
ち
ゃ
ん、
そして郵便配達屋さんが花園にや
っ
てきました
。
﹁
こんにちは﹂
﹁
お招きどうもありがとう
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んはごあいさつです
。
﹁
とっ
てもきれいなところなのであります
﹂
.
郵便配達屋さんも言いました
。
﹁
ミ︱
ちゃ
ん、
クロミ︱
ちゃ
ん、
郵便配達屋さん
、
ようこそ﹂
.
し︱
まちゃ
んとマダムがみんなを出迎えま
す
。
.
すると、
し︱
まちゃ
んのそばにいた
、
ふたりのぷりんて
ぃ
んたちも
、
ニッ
コリと笑っ
て言いました
。
﹁
いらっ
しゃ
い、
みなさん
﹂
﹁
ようこそ、
私たちの花園へ
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んたちがとまど
っ
ていると、
し︱
まち
ゃ
んが笑っ
て言いました
。
﹁
みなさん、
こちらは、
この花園の管理人さん
たちです
﹂
.
マダムも少しだけ言葉を付け足します
。
﹁
ここのお花を大切に育ててくれているぷり
んて
ぃ
んさんたちなのよ
﹂
.
ああ、
なるほど、
そうか
、
とミ︱
ちゃ
んたちはな
っ
とくです。
.
今日のし︱
まちゃ
んはみんなをお招きした
立場ですので
、
なんだかいつもより
、
しっ
かりとした感じですね
。
﹁
はじめまして、
花園の管理人さんたち
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んたちはあらためてごあいさつで
す
。
﹁
はじめまして﹂
﹁
今日は楽しんでいっ
てくださいね
﹂
.
管理人さんたちも答えます
。
.
さて、
今日、
この花園に招かれたのは
、
ミ︱
ちゃ
んたちばかりではありません
。
.
さて、
はて、
.
次に現れたのは・
・
・
﹁
お招きありがとうなのだ
︱
﹂
.
ほらほら、
みなさん、
見てください
。
.
次にやっ
てきたのは、
誰であろう
、
そう、
みなさん
、
よくご存じのマジカル幼稚園児
、
ぷくぷくシ
ョ
ッ
コタンです
。
.
クロミ︱
ちゃ
んとお友達にな
っ
たショ
ッ
コタンは
、
いまではミ︱
ち
ゃ
んとも仲よし。
.
そして、
し︱
まちゃ
んと会うのは
、
これがはじめてです
。
﹁
はじめまして、
ショ
ッ
コタンなのだ。
あなたがし
︱
まちゃ
んなのか
?
﹂
﹁
はじめまして、
ぼく、
し
︱
まと言います。
今日はようこそ
﹂
﹁
お友達のお友達は、
お友達なのだ
。
だから、
もう
、
し︱
まちゃ
んとシ
ョ
ッ
コタンはお友達なのだ
﹂
.
し︱
まちゃ
んはとっ
てもうれしくなりまし
た
。
.
にっ
こりと笑っ
て、
﹁
うん﹂
と答えます。
.
ショ
ッ
コタンと、
そしてい
っ
しょ
にやっ
てきたお供のぷりんて
ぃ
ん
、
ピピンとクリスタも花園の奥へと案内さ
れました
。
.
そこは、
とてもすばらしいところ
。
.
ショ
ッ
コタンは思わず大きな声をあげてし
まいました
。
﹁
うわぁ
、
きれいなお花がい
っ
ぱいなのだ!
﹂
﹁
私たちが丹精込めたお花の数
々
、
今日は楽しんでい
っ
てくださいね
﹂
.
花園の管理人さんたちもうれしいお出迎え
です
。
﹁
わぁ
﹂
﹁
すご︱
い﹂
﹁
きれいなのだ﹂
﹁
美しいであります﹂
.
管理人さんのご案内で
、
みんなはみごとに咲きほこ
っ
ている、
たくさんのお花巡りをし
ました
。
﹁
耳をすませば聞こえない声も聞こえてきま
すよ
﹂
﹁
心をすませば、
見えないものも見えてきま
すからね
﹂
.
管理人さんたちは言いました
。
.
その言葉どおり、
みんなにも
、
なにか歌うようなおし
ゃ
べりが聞こえてくるような気が
します
。
﹁
さあ、
一度、
目を閉じてくださいな
﹂
.
管理人さんたちに言われて
、
みんなは静かに目を閉じました
。
.
心がすんできました。
.
耳から自然のささやきが聞こえてきました
。
.
静かに目を開けると、
お花の中にぷりんて
ぃ
んたちがいるのが見え
ました
。
.
今度ははっ
きりと分かります
。
.
お花が、
.
そして、
その中にいるぷりんて
ぃ
んたちが、
.
歌うようにおしゃ
べりしている声が聞こえ
てきました
。
﹁
わあ!
.
楽しそう!
﹂
﹁
いっ
しょ
に仲間になりたいね
︱
!
﹂
﹁
なっ
ちゃ
おうよ、
仲間に入れて
︱
!
﹂
.
いつのまにかみんなお花の中に入
っ
ていました
。
.
お花はメリ︱
ゴ︱
ランドにな
っ
て、
花園の中をゆ
っ
くりと回りだしました
。
.
♪ くるくる回るお花のワルツ
♪ くるくる回る私の
心
♪ あなたと私は一つ
にな
っ
て♪ 笑顔が回るメリ
︱
ゴ
︱
ランド.
みんな時のたつのも忘れて
、
お花のメリ︱
ゴ
︱
ランドで笑い合い、
おし
ゃ
べりしました。
﹁
すてきね!
.
楽しいね
!
﹂
﹁
ほら、
見て、
笑っ
てる
﹂
﹁
ぷりんてぃ
んたちが笑
っ
ているよ!
﹂
.
本当に、
うれしい、
うれしい
、
ひとときです
。
.
私たちの周りにいるお花や植物たち
。
.
ふだんは気づきませんが
、
いつでも私たちのことを見守
っ
てくれています
。
.
少しだけ目を閉じて、
心をすませば
、
.
お花が、
.
その中にいるぷりんて
ぃ
んたちが、
.
私たちに笑いかけてきてくれているのが分
かるはず
。
.
笑顔と、
.
幸せは、
.
いつでもすぐそばにあります
。
.
それはとっ
ても簡単なこと
。
.
気づいたときには、
あなたもに
っ
こりとほほ笑み返してあげてく
ださいね
。
.
ねっ
、
お願いね。