○ 未女子日女からあなたへ
    あなたが幸せになるために





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第二章
大切な
人間力
道に
たときには
誰でもいま自分が歩
んでいる道が正しいの
どうか
不安にな
るときがあると思うの
いまのままの自分で
いいのか
このままでいいのか
と別の
自分に
た道があるんじ
ないか
自分がほんとうに進
むべき道はどれなのか
に歩んでい
く人はこの人でいいの
いまこのときの不安
将来の不安
見えない
未来への不安
ぐるぐる
ぐるぐる
さまざまな感情が
から次へと浮かんでき
不安にな
てしま
考えないように
えないように
と思う
よけいにわけがわ
からなくな
不安な思いに胸が押
しつぶされそうにな
てしまう
霧の中に迷い込んで
道がま
たく見えなく
てしまう
そんなときが
あると思うのね
ほんとうに不思議よ
霧の中に迷
てしま
うと
いままでふつう
に見えていた
歩いて
いた道まで見えなくな
てしまうのだから
目の前がま
白にな
ただ
ただ
安な思いにかられて
足がすくんで
立ちつ
くしてしまう
どうしたんだろう
どうしたんだろう
と自分に問いかけて
みても
自分が自分で
なくな
てしまうよう
恐ろしさだけがこ
み上げてくる
歩かなく
にかく
歩かなく
前へと進まなく
と心では思うの
だけれど
心では
んと分か
ている
のだけれど
そう思え
思うほど
自分で
もどうしようもなくな
てしまう
足がすくんで
その
場から動けなくな
しまう
不安で
不安で
けなくな
まるで
幼児
おさなご
のよ
うに
ただ
ただ
の場で
わんわんと泣
いていることしか出来
なくな
てしまう
誰にも言えず
誰に
も相談できず
誰にも
気づいてもらえない
ただ一人
心の中で
わんわんと泣いている
ことしか出来なくな
てしまう
自分が自分でなくな
てしまうような
叫びだしたいような
でも
泣いているこ
としか出来ない
誰にもわか
てもら
えない
理解してもら
えない
自分はこの広い広い
世界にた
た一人
た一人ぽ
ちで
取り残されてしま
いる
まわりのすべての人
に見捨てられている
そんな思いに
かられてしまうときが
あると思うのね
だけどね
そんなと
きほど
あなたの中の
ほんとうの力が試され
るときはないと思うの
人間力
が試され
るときなのよ
道に迷
たとき
もせずに
として
いるのは
かえ
て不
安で
つらいことかも
知れない
でもね
そんなとき
には
あえてそうして
みるの
心を落ち着けて
を閉じて
考えてみる
と自分自身を見
つめてみるの
自然と
あなたの
人間力
が正しい道
を示してくれるはずよ
人間力
て思うか
も知れない
それはそんなにむず
かしいものではないの
人間力
これ
までの人生の中で
らず知らずのうちにあ
なたの中にたくわえら
れているのだから
まだ記憶もは
きり
しない幼い頃から
少年
少女時代をへて
いま
このときまで
これまで生きてきた
すべての時間
すべて
の経験が
これから先
を生きていく上での
人間力
とな
あなたの中にたくわえ
られているのよ
少年
少女時代は
将来の自己確立
自己
実現に必要な
人間力
を創りはじめる大切な
助走期間
そこから少しずつ速
度をあげながら
あな
たは知らず知らずのう
ちに豊かな
人間力
をあなたの中にたくわ
えてきたのよ
それは
いま
でも
続いている
これからも続いてい
いま
この瞬間
瞬間
与えられた状況
環境で
出来る可能な
かぎりの
いま
るべきことを
りとする
ぱい学んで
ぱい感動体験をして
ぱい周りの人と笑
いあ
何にでも興
味をも
自分の目
で見て
耳で聞いて
実際に手をふれ
感じ
思い出をい
ぱい
つく
ていく
あんなことをしてな
んになるの
こんなこと
なんの
意味があるの
なんて
その
ときどきには思うこと
もあるかもしれない
思うこともあ
たか
もしれない
でも
それはちがう
経験
体験したこと
無意味
無駄なも
のなんて一つもないの
どんなものでも
一つ一つ
自らの心と
体に刻み込んでこそ
かて
になるのよ
無意識であ
ても
そのとき
そのとき
体内に黙
と吸収し
蓄積してきたものは
血となり
肉とな
生きていくうえで
自分を支える力
自分の背中の中心をつ
らぬく
ぶれない軸に
てくれているの
あなたの全身は
がい
ぱいまかれた宝
の山にな
てくれるの
楽しい思い出
がん
た思い出
つらか
た思い出
悲しか
た思い出
そのすべてが
あな
たの一生を
この瞬間
これから先の未来
を支えてくれる種とな
糧とな
てくれて
いるのよ
目には見えなくても
自分の中に刻まれた行
動と体験の貴いスタン
プの数が
すべて豊か
な財産
輝く宝物とな
自分を支える基
礎体力
底力とな
くれているのよ
すべてはこれから先
未来を切り拓くための
発想力
想像力
理解
応用力
分析力の
源にな
てくれる
すべての積み重ねは
決して裏切らず
あな
たがどんな困難な事態
に遭遇しても
くじけ
切り抜ける
心豊
かな源泉力とな
てく
れる
心の芽は
きらきら
きらきら
いつでも確
実に成長してくれてい
るのよ
養分をた
ぷり含ん
大地にし
かり根
を張
太い強い木
の根
土台が
あなたの中には
もう
出来上が
ているのよ
そのことを思い出し
自信をも
お日さまが
すべて
の人の頭上に公平に輝
いてくれているように
誰の前にも無限大の可
能性が広が
ているの
も公平なこと
明日のことは誰にも
わからないから
とき
には不安になることも
あるかも知れない
道に迷
てしまうこ
ともあるかも知れない
でも
どんなときで
かりと前を見
つめていることが大事
なの
勇気をも
前を
見つめていることが大
事なの
霧は少しずつ晴れ
見えなくな
ていた正
しい道が
かりと
見えてくるわ
学校生活で多くのこ
とを学び
青年期
会に出たあなたは
たな出会いの中で
しい栄養を次
に補給
していく
毎日
毎日の経験の
中で
さまざまなもの
を吸収していく
いま
も多くのこ
とを吸収している
ぷりんて
心に輝かせて
あなた
の木は空を目ざして
いまも
ぐんぐん伸び
ているわ
それを忘れないで
さらなる経験を心と
体に刻み込んで
成長
してきたあなたの木
どんな嵐がこようと
失敗にぶちあた
ても
あなたの太い幹
はビクともしないわ
大きく深呼吸して
全身にお日さまのエネ
ルギ
を浴びて
心の
宝物を信じて
行動し
ては
また考える
目に見えない
そん
なかすかな繰り返し
繰り返しの中で
また
とだけ前進でき
歩き出すことができ
時間がかか
ても
毎日
同じことを繰り
返しているように見え
ても
今日から明日へ
未来へとあなたの樹は
確実に成長をつづけて
いるの
昨日
今日
明日
あなたの樹には小さ
な枝がいくつも
いく
つも生えてきている
それがあなたの
人間力
道に迷
まわり
が見えなくな
てしま
たときには
あなた
のその力を信じて
に問いかけてみて
それはいつでもあな
たを見守
てくれてい
あなたの手を引い
正しい道へと導い
てくれる大切なお母さ
んのようなものなの
どんなに泣いている
ときでも
とあな
たの手をにぎ
てくれ
経験という名のお母
さんは
いつでもあな
たの中にいるの
答えはいつでも
なたの中にあるの
あなたは答えを知
ているの
その手を振りほどい
たりせずに
こり
とほほ笑み返して
の声に耳をかたむけて
みて
あなたの中のお母さ
んはかならず教えてく
れるはずよ
やがて霧が晴れ
が見えてきたなら
歩んでいく道を見つ
けたなら
その一つの
道を信じて
ふたたび
歩きだす
あなたの中に眠
いる温かいぬくもりを
輝かせて
あなたの樹
はまた成長をしていく
道に迷
たこと自体
を新たな糧として
まざまなものを吸収し
さらに熟成し
長していくのよ
いつかはあなたの中
のお母さんの助けはい
らなくなるかも知れな
ある日
気がつくと
あなたの樹は枝
を大
きく四方に広げ
緑豊
かな葉を茂らせ
ぱい芽をつけ
いの花を咲かせ
豊か
に実をみのらせている
はずよ
小鳥たちもうれしく
で歌
ている
お日さまのきらめき
に包まれて
あなたに
ふさわしい世界
あな
たらしい輝く大木へと
てくれるのよ
そのときにはもう
道に迷
たりしない
もちろん
ぷりん
みんなと
に歌
ている

道に迷ったときには、
   あなたがこれまで積み重ねてきた経験
        ‘人間力’ を信じてください

それはあなたの手を引いて導いてくれる
            ‘お母さん’のようなもの

あなたはもう、正しい答えを知っているのですから