.
第四章.
.
立ち上がる勇気.
転んでも.
.
.
.
.
転んでも.
誰でもみんな、
何ごともなく
、
何ごとも起こらない平穏な毎日を
望んでいると思うのね
。
.
出来れば輝く道を、
に
っ
こりとほほ笑んで歩んでいきたいと願
っ
ている
。
.
だけど、
実際は、
そんなふうにばかりいく
とは限らない
。
.
思いもかけずに転んだり
、
うんざりするような出来事がい
っ
ぱい。
.
ガッ
クリ傷だらけの日
々
。
.
なんで私が、
私ばっ
かりが
︱
!
っ
て、
落ち込んで
、
つい愚痴ばっ
かり
。
.
心は重くおおわれて、
自分でも嫌にな
っ
ちゃ
う
!
.
どうせ私なんか、
っ
て自分で自分をいじめ
るようにもな
っ
てしまう
。
.
どうせ私なんか・
・
・
.
私なんか、
.
.
なにを.
.
.
したっ
て・
・
・
.
どうせ・
・
・
.
どうせ、
.
.
またダメに.
.
.
決まっ
てる・
・
・
.
そう思うと、
よけいにどんどん落ち込んで
しまう
。
.
一度、
転ぶと、
そのまま
。
.
倒れたままになっ
てしまう
。
.
道端に座り込んだままにな
っ
てしまう。
.
一番、
大切な自分を、
自分でそんなふうに粗
末にしてしまうなんて
、
かわいそうよね
。
.
転んだままでいいなんて
、
誰も思っ
ていないし
、
心では何度でも立ち上がりたいと願
っ
ているはずよね
。
.
自分を助けてくれるのは誰
?
.
あの人?
.
この人?
.
目の前を歩いている人
?
.
遠くを通過した人?
.
それとも・
・
・
.
それとも・
・
・
.
ううん、
それはちがうの
。
.
自分を助けてくれるのは
、
自分。
.
あなた。
.
あなた自身。
.
自分で自分を助けなくては
、
いっ
たい誰があなたを助けてくれる
の
?
.
自分で立ち上がろう、
という強い気持ちを持
っ
てはじめて、
まわりの人もあなたに手を差
し伸べてあげることが
できるのよ
。
.
支えてあげることができるの
。
.
それを忘れないで。
.
誰でもみんな、
最後は自分の足で
、
自分の力で歩いていかなけれ
ばならないのよね
。
.
そして、
誰でもみんな
、
また立ちあがっ
て、
何度でも歩いていく力
は持
っ
ているのよ!
.
転んでも、
転んでも、
何度でも
。
.
後になっ
て、
﹃
あの時、
もっ
と真剣に取り組めばよか
っ
た!
﹄
﹃
もっ
と頑張ればよかっ
た!
﹄
.
・
・
・
なんて思いたくないよね
。
.
自分を幸せに出来るのは
、
自分だけなんだからね
!
.
答えはどこにあるの?
.
そんなに遠いところにあるわけじ
ゃ
ないの。
.
もっ
と、
とっ
ても近いところ
。
.
それはあなたの中。
.
記憶の奥の秘密の小箱を
、
そっ
と開けてみて
。
.
そっ
と、
そっ
と、
静かに開けてみて
。
.
答えはその中で光っ
てる
。
.
だっ
て、
ずっ
と小さいとき
・
・
・
.
ずっ
と、
ずっ
と、
小さい赤ち
ゃ
んのときのことを思い出してみて
。
.
ずっ
と、
ずっ
と、
小さい赤ち
ゃ
んのとき、
みんなまだ立ち上がる
ことが出来ずに
、
床の上をハイハイしていた
でし
ょ
う?
.
そのとき見えていた世界は本当に小さなも
のだ
っ
た。
.
やがて成長するにつれて
、
あなたは、
もっ
と
、
もっ
と、
大きな世界が見たくな
っ
て、
手を伸ばし
、
なにかにつかま
っ
て、
必死に立ち上がろうとした
。
.
最初からうまくなんかいかない
。
.
でも、
がんばれた。
.
みんな応援してくれた
。
﹁
がんばれ!
﹂
﹁
がんばっ
て!
﹂
っ
て。
.
あなたは転がっ
ては、
また立ち上がろうと挑
戦した
。
.
何度も、
何度も・
・
・
.
また転がっ
て、
すり傷だらけにな
っ
ても、
泣きながらも
、
もがいて必死に立ち上がる
。
.
物につかまりながら、
あたたかい大きな手に
支えられ
、
一歩、
また、
一歩
。
.
だんだんと世界が広が
っ
ていく。
.
うれしい!
.
何度でも、
何度でも、
がんばれた
。
.
最後はついに、
自分一人の力で立ち上がり
、
ズンズンと
、
前へ、
前へと歩き出せた
。
.
あたたかい声援と、
拍手にとり囲まれて
、
一歩一歩
、
また前へ!
.
昨日より、
今日はもっ
と長く、
しっ
かりと歩くことが出来た
。
.
明日は、
今日よりも長く
。
.
達成感と、
充実感で満たされた笑顔で
、
一人で立
っ
て歩いていく。
.
前へと進みはじめたあなたを誰もが祝福し
てくれた
。
.
立ち上がり、
前へと進みはじめたあなた
。
.
そこには無心な、
強い意志が働いていたん
だよね
。
.
私も、
あなたも、
すべての人が
、
自分の足で立ち上がり
、
いまここにいる
。
.
だから、
誰でもみんな
、
一人一人の心の奥底には
、
どんなに転んでも負けない原石が眠
っ
ているんだよ。
.
何度、
転んでも、
立ち上がる力
。
.
生きていく力。
.
前へと歩いていく力。
.
生命︵
いのち︶
の力。
.
誰もが自分の力で立ち上がり
、
ここにいる。
.
いま、
また転んだとしても
、
もう一度、
立ち上がる力はすべての
人が持
っ
ているのよ。
.
与えられているの。
.
たとえどんなにひどく転んだとしても
、
立ち上がることをあきら
めて
、
やめてしまわないかぎり
、
失敗ではないわ
。
.
どうせ私なんか、
っ
て自分を粗末にするの
が一番よくないの
。
.
顔を伏せ、
座り込んでしまうのが
、
一番よくないの
。
.
そんなときこそ、
しっ
かりと自分の力を信じて
。
.
転んでも、
転んでも、
立ち上が
っ
てきた経験を
、
.
誰もが経てきた経験を
、
.
生命の力を、
.
あなたの力を、
.
心の力を信じて。
.
自分の力を信頼して。
.
あなたの中の﹁
ぷりんて
ぃ
ん﹂
のきらめきを信頼して
。
.
最初は座っ
たままでいいから
、
ふ︱
、
っ
と大きく息をついてみる
の
。
.
ちょ
っ
と落ち着いたら
、
もう一度、
息をついてみる
。
.
あれ?
.
なんだか気持ちがすこし変わ
っ
てきた。
.
そして、
十分に落ち着いたら
、
顔をあげて、
周りをよく見回してみ
るの
。
.
転ぶ前に自分がいた場所はあそこ
。
.
でも、
いま、
自分はどこにいるのか
?
.
自分の周りはどうなっ
ているのか?
.
私のいる場所はここ、
.
私の周りは、
.
.
いま、
こんな・
・
・
.
周りをよく見回して、
落ち着いて自分のいる
場所を確認して
、
自分の置かれている状況を
一つ一つ確かめてみる
の
。
.
一つ一つ、
.
一つ一つ、
.
時間がかかっ
てもいいのよ
。
.
その代わり、
一つ一つ
、
しっ
かりと確認していく
。
.
いろいろなものが・
・
・
いろいろな問題が、
ごち
ゃ
ごちゃ
になっ
たままだと
、
それだけで、
どうしたらいいのか分
からずに
、
とまどっ
て、
混乱してしまうものね
。
.
だから、
時間がかかっ
ても、
一つ一つ、
確認していくの
。
.
一つ一つ、
.
ゆっ
くりと。
.
大変だけれど、
一つ、
一つ
、
.
また、
一つ一つ・
・
・
.
深い谷底のように真っ
暗のように思えた目の前の状況も
、
一つ一つ確かめていくことで
、
だんだんと見えてくる
。
.
いま自分がなにをするべきなのか
、
.
どうするべきなのかが見えてくる
。
.
一つ一つ整理して、
だんだんとやるべき順
番を
、
﹁
うん、
最初はこれを﹂
﹁
次はこれを﹂
﹁
その次は・
・
・
﹂
.
と確認して、
決めていくことで
、
どんどんと周りは開かれていく
の
。
.
小さなことから、
だんだんと大きなことへ
。
.
あわてずに、
確認して
。
.
落ち着いて、
ゆっ
くりと
。
.
あれ?
.
あなたは途中で気がつくはずよ
。
.
なんだ、
そっ
か・
・
・
.
一つ一つ、
順番にいろんなものを整理して
いくとね
、
それにつれて少しずつ霧が晴れて
くるの
。
.
谷から上へとつづく道が現れてくる
。
.
進むべき方向が見えてくる
。
.
視界が明るく開かれていく
。
.
なんだ、
そっ
か・
・
・
.
そう思える瞬間が、
や
っ
てくるの。
.
ときには解決不可能なように思えた問題も
、
﹁
あれ?
.
こんなこと
?
﹂
っ
て拍子抜けしてしまうこともあるわ
。
.
谷底だっ
たように思えた場所も
、
意外と平坦な場所だ
っ
たことに気付くこともある
。
.
転んでしまっ
た、
という過去はもうどんな
ことをしても変えよう
がないの
。
.
だれど、
立ち上がる、
という未来はあなたの
力でいくらでも作
っ
ていくことが出来るのよ
。
.
手を伸ばし、
最初は指をかけてみる
。
.
そっ
と触れて、
指をかけてみる
。
.
指をかけられる出っ
張りを確認したら
、
今度はそこをつかんでみ
る
。
.
そこを支えに立ち上がる
。
.
しっ
かりとつかんで、
立ち上がる
。
.
座っ
たままだと、
まっ
たく前へと進むことは出来ないけれど
、
立ち上がることさえ出来
れば
、
後はどんなにゆっ
くりでも、
ちゃ
んと前へと進むことが出来
るのよ
。
.
目的の場所へと近づくことが出来るの
。
.
目標とする場所へと向かうことが出来るの
。
.
前へと進むことが出来る
。
.
あなたのその姿を見て
、
どうしてあげたらいいのか分からずに遠
くから黙
っ
て見ていた人たちも
、
力を貸してくれるようになるのよ
。
.
応援してくれる。
﹁
がんばれ!
﹂
﹁
いいぞ!
﹂
﹁
がんばっ
て!
﹂
っ
て。
.
あなたに手を差し伸べ
、
助けになっ
てくれる
。
.
その助けを力に、
さらに前へと進むことが
出来る
。
.
どんどんと、
どんどんと
、
進むことが出来るようになる
。
.
だっ
て、
ね、
誰でもみんな
、
どんな状況にあ
っ
ても、
立ち上がれる
、
しなやかな力を体の内
︵
なか︶
に持っ
ているのだから
!
.
生命︵
いのち︶
の力を持
っ
ているの。
.
したい、
やりたいという強い気持ちを持
っ
て行動するかぎり
、
歩みを止めず続けている
かぎり
、
何度、
転んでも
、
立ち上がれる。
.
あきらめて立ち上がることをやめてしまわ
ないかぎり
、
決して失敗ではないのよ
。
.
転んで負けても、
それは自分を見つめなお
す新たな自分の出発点
。
.
自分に合っ
た方向、
ふさわしい場所にたど
り着ける
、
求めているものに一歩
、
近づける、
通過点に過ぎないのよ
!
.
誰でもみんな完全ではなく
、
不完全で、
未完成なのは同じなの
。
.
だから、
ときには転んで
、
失敗してしまう。
.
自分はなんでも知っ
ている
、
なんでも出来る
、
と思っ
て周りを見ずに走
っ
ていると、
思いがけない石につまず
いて
、
道に投げ出されて
、
顔を地面にこすっ
てしまう
。
.
そのとき、
はじめて気がつくの
。
.
私たちはなんでも知っ
てるわけじゃ
ない、
自分一人でなんでも出
来るわけじ
ゃ
ない。
.
自分が自信を持っ
ていたこと
、
.
自分の知っ
ていることは
、
ほんのちょ
っ
ぴり
、
なんだっ
て。
.
転んでしまうと、
目の前が真
っ
暗になっ
てしま
っ
たように感じるけれど
、
本当は違うの。
.
転んでしまっ
た痛みに
、
自分で目を閉じているだけ
。
.
本当は可能性はあらゆる方向に広が
っ
ているの
。
.
ほかの人の知らないことを
、
私は知っ
ている
。
.
だけど、
私の知らないことを
、
ほかの人はも
っ
と、
もっ
と、
いっ
ぱい知
っ
ている。
.
だからこそ、
私たちは足りない部分を補い
あい
、
助けあい、
支えあ
っ
ていけるの。
.
支えあっ
ていかなければいけないのよね
。
.
足りないところだらけの私たち
。
.
ときに転んでしまうのも
、
お互いさま。
.
失敗してしまうのも、
お互いさま
。
.
でもね、
誰もが立ち上がる気持ちを忘れな
ければ
、
支えあうことができる
。
.
お互いがお互いに。
.
転んだことで、
あなたが周りの人を見る目
も変わ
っ
てくる。
.
周りの人から多くのことを学べるようにな
る
。
.
多くのことを吸収できるようになる
。
.
そう思うとね、
周りの人は一人の例外もな
く
、
みんな﹁
先生﹂
なのよね
。
.
転んでみるとね、
はじめは目の前が真
っ
暗にな
っ
てしまっ
たように感じられる
。
.
だけど、
そこから少しだけ顔をあげてみる
と
、
いままで見えなかっ
た違っ
た景色が見えてくるの
。
.
いままでは上から見下ろすばかりだ
っ
た。
.
気にも留めなかっ
た。
.
でも、
転んで、
倒れこんで
、
地面のすぐ近くから眺めると
、
そんな地面の上にも
、
さまざまな世界が広が
っ
ている
。
.
豊かで、
多様な世界が広が
っ
ている。
.
草の一本、
石の一つ、
地面の盛り上がりや
、
くぼみにも
、
ちゃ
んと意味がある
。
.
多くのものが歩いている
。
.
多くのものが生きている
。
.
ずっ
と、
ずっ
と昔から
・
・
・
.
きっ
と、
ずっ
と、
ずっ
と、
これからも・
・
・
.
あれ?
.
こんな世界が.
.
あっ
たのか・
・
・
.
近くにあっ
たのに、
それまで気づかなか
っ
た世界が
、
どこまでも、
どこまでも
、
続いている
。
.
目の前にかぎりなく、
.
どこまでも、
.
どこまでも、
広がっ
ている
。
.
美しい景色が広がっ
ている
。
.
転んで立ち止まっ
たことで
、
心の景色が変わり
、
さらに考える力が深まり
、
成長することが出来るのよ
。
.
だからね、
転んでしま
っ
たことは、
一つの過程
。
.
意識を変えて、
さらなる工夫を積み重ねる
、
貴重な学習の過程だと
気づくのよ
。
.
いろんな人に出会っ
て
、
助言を受け、
支えてもらい
、
経験をする。
.
さらに自分で考え、
考えて
、
考えて、
考えて
、
自らの中から出てきたもの
・
・
・
それが本物なの
。
.
すべては、
もっ
と、
も
っ
と深めることで、
自分の中の内なる底力
を進化させ
、
熟成させる貴重な鍛錬の通過点
。
.
ほんのちょ
っ
とのことからでいいの
。
.
いま、
目の前にある小さなことから
、
こつこつと取り組む
。
.
ちょ
っ
と出来た!
.
うれしい!
.
そんな小さな積み重ねの充実感
、
達成感が明日の力
、
もっ
と頑張ろう
っ
ていうやる気につなが
っ
てくるのよ。
.
もう一度、
立ち上がる力にな
っ
てくる。
.
前へと進む力になっ
てくる
。
.
小さな自信が、
だんだんと本物の自信につ
なが
っ
てくるのよ。
.
あきらめずに行動し続ければ
、
次の行動が見えてくる
。
.
自分の目で見て、
自分の頭で考えた
、
体の中に刻まれたスタンプ
が進むべき方向に導い
てくれる
。
.
必ず突破口を示してくれるのよ
!
.
常に答えは自分の中にあるの
。
.
自分で創りだしていくの
。
.
自分で見つけ、
自分で選んだ
、
新しい道。
.
希望の道。
.
希望の光が明日を照らしてくれるわ
。
.
あなたは立ち上がり、
前を見つめ
、
自分らしい真実の希望の道を
、
ゆ
っ
くりと歩み出す。
.
前へ進むにつれ、
あなたの中の原石はみが
かれて
、
光り出す。
.
あなたの中の、
﹁
ぷりんて
ぃ
ん﹂
が輝き出すのよ
!
.
あきらめずに立ち上がり
、
導かれ、
乗り越えて
、
選んだ道が自分の道
。
.
あなたの中に積み重ねてきた糧
︵
かて︶
は、
すべてあなたの財産
。
.
転んでしまっ
たこと自体が貴重な経験
。
.
すべての経験はあなたの財産
。
.
輝く宝物となっ
て、
あなたを支えてくれる
わ
。
.
明日への、
未来への原動力
、
推進力となっ
てくれるわ
。
.
立ち上がるたびに生み出された知恵の価値
の可能性は無限大に広
が
っ
て、
輝きに彩られる
。
.
どんな困難にぶつかろうとも
、
あなたの心の豊かさ
、
輝きが、
前進する歓びとな
っ
て、
後押ししてくれる
。
.
あなたの中の無心な意思から発せられる固
い決意
、
強い覚悟さえあれば
、
あなたの前には進むべき方向が自然
と照らし出される
。
.
自然と、
あなたの進む先に幸せの扉が見え
てくるわ
。
.
幸せの扉は光り輝き、
ゆ
っ
くりと開け放たれて
、
あなたが来るのをいつでも待
っ
てくれている
。
.
ほら!
.
立ち上がっ
た幼いあなたが
、
きらきら輝く瞳で
、
まっ
青に広がる空を見上げて
いる
。
.
草花に囲まれて、
うれしそうに小鳥たちの
さえずりに耳をそばだ
てている
。
.
幼いあなたが発する瞳のきらめきは
、
お日さまの光にな
っ
て、
空い
っ
ぱいに、
きらきら、
きらきら
、
広がっ
ていく
。
.
あなたは、
幼いあなたと手をし
っ
かり握り合
っ
て、
いっ
しょ
に大空を見上げている
。
.
空の一点が、
きらりと光り
、
金色に輝く鳥が降りてくるのが見え
るわ
。
.
金色の鳥は、
ゆっ
くり歩みはじめる二人を
きらめきで包み
、
進む道を輝きで照らしてく
れる
。
.
空と大地は、
小鳥たちと草花の楽しい笑い
声であふれ
、
満ち満ちている
。
.
二人は、
にっ
こりほほ笑みあ
っ
て、
歓びに満ち満ちた希望の道
、
未来に向かう道を
、
一歩
、
また一歩!
.
空と大地と自然が響きあい
、
高く高くこだまし合う笑い声は
、
私たちにも届けられるの
。
.
ねっ
、
耳をすましてみて
!
.
ほら、
いま、
私にも聞こえてきたわ
!
.
あなたを讃える・
・
・
讃え合う拍手と、
歓びの笑い声が
、
ねっ
!
.
ふたたび立ち上がり、
前へと
・
・
・
前へ、
前へと進み始めたあなた
。
.
もう、
転ぶことなんか
、
恐くない。
.
前へと進む勇気があなたを支えてくれてい
る
。
.
力強く足を蹴り、
前へ
、
前へと進むことが出来る
。
.
前へ、
前へと。
﹁
ぷりんてぃ
ん﹂
もあなたを支えてくれてい
る
!
.
あなたの中の﹁
ぷりんて
ぃ
ん﹂
も、
燦然と光り輝いているわ
!
.
なにかにつまずき、
転んで
、
失敗したときっ
て、
本当につらいよね
。
.
だけど、
昨日、
失敗したと思
っ
たことを、
ずう
︱
っ
とそのままにして
、
落ち込んでいると
、
すべてがそこで止ま
っ
てしまうわ。
.
それが一番、
よくないこと
。
.
一度、
転んでしまうと
、
つい、
.
どうせ・
・
・
.
どうせまた同じ.
そんなふうに考えてしまうけれど
、
その度に座り込んで
、
あきらめて後悔するより
、
やっ
て後悔するほうが、
何倍も
、
何十倍も、
何百倍も
、
自分の糧になるのよ
。
.
しっ
かり胸に刻み込んだ志を忘れず
、
﹁
では、
なにをどうすればいいんだろう
?
﹂
.
と常に考え続けていると
、
必ず次が見えてくる
。
.
いままで見て、
聞いて
、
触れて、
試して、
行動してきた一つ一つ
が体の中で熟成されて
、
芳醇な香りとともに教
えてくれるの
。
.
知り得た知識を総動員して
、
また試して、
行動する
。
.
信念に忠実に。
.
転んでも、
転んでも!
.
今日、
ベストと思うことに常に取り組んで
いれば
、
歩みは着実に進化しているのよ
。
.
いつだっ
て今日が始まり
、
いまから始まるの
!
.
最後には、
最高の輝きが
、
手を広げて、
あなたを待
っ
てくれているわ
!
転んで、倒れてしまったときには、
しっかりと前を見つめ、もう一度!
あなたが頑張ることで、
周りの人もあなたに
手を差し伸べることが出来るのです。
転んでしまったことも、貴重な経験。
無心な思いが、あなたの力。
再び立ち上がる、という未来は、
あなた自身の手で作ることが出来るのですから!