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第六章.
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高い目標.
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夢に向かっ
て.
よくあなたの目標は?
.
夢は?
.
っ
て問いかけられることがあるわ
よね
!
.
あなたの夢はなに?
.
でも、
夢や目標は、
なにもない
、
なにもしないゼロから生まれる
ものではないのよね
。
.
見たり、
聞いたり、
体験したり
、
なにかの行動をしているうちに
、
心の中に次第次第に湧
き上が
っ
てくるものだと思うの
。
.
自分の感性にあっ
た好きなこと
、
得意なことを
、
すぐには見極められなくても
、
いろいろなことに手さぐりで
関わ
っ
ているうちに、
漠然と
、
いいな❘
!
と感じるものが出てくる
んだと思うのよ
。
.
最初はちょ
っ
とだけ。
.
なんとなく、
.
いいな❘
!
っ
て思うだけ
。
.
そう思っ
たなら、
まずはや
っ
てみようよ!
.
やっ
ているうちに、
だんだんと
、
もっ
と、
いいな
❘
!
っ
て思うようにな
っ
てくる。
.
ついには、
どうしてもやりたい
!
という強い意志
、
固い信念にまで高ま
っ
てくる。
.
無限大にひろがる可能性の中から
、
自分の求める夢
、
志、
目標を見つけ出したなら
、
それが自分の選んだ信じ
る道になるのよね
。
.
あなたの大切な宝物。
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しっ
かりとした目標を持つと
、
すべてを達成した将来の自分の姿
を想像するようになる
でし
ょ
う。
.
とっ
てもワクワクしてしまうわよね
!
.
ワクワク、
.
ドキドキ。
.
それを成し遂げるためには
、
いま何をしなければならないのかし
ら
?
.
なにから始めればいいのかしら
?
.
う❘
ん、
やっ
ぱりね、
こつこつ
、
一つ一つ、
小さいことを積み重ね
ていくことが一番
、
重要なのよね
。
.
近くの野山を散策するときは
、
思いつきの格好でいいでし
ょ
う?
.
軽装・
軽備で十分、
楽しいでし
ょ
う?
.
でも、
見上げるほど高い高い遠くの山を登
頂するときは
、
そうはいかないわ
。
.
十分な準備を整えなくてはならない
。
.
経験もない挑戦は、
無謀な行為にな
っ
てしまうわよね
!
.
多くの人の協力を得て
、
長い時間をかけて計画し
、
細かい小さな積み重ねの経験をし
、
用意周到な準備が必要
。
.
背中には重い荷物を背負い
、
歩きずらい道を
、
一歩、
また、
一歩と
。
.
どんな分野も同じなのよね
。
.
夢が大きければ大きいほど
、
さらに大きな困難が待ち構えている
。
.
大きな山に比べると、
自分はほんのち
ょ
っ
ぴりの存在
。
.
できることも限られている
。
.
ときには疲れて、
道端の岩に座り込んでし
まうこともあるわ
。
.
行く手は難所だらけ。
.
それでも、
一つ一つ、
乗り越えていくことが
大事
。
.
目の前の目標を一つ一つ
、
達成していく。
.
強い熱意があれば、
自分の可能性を信じ
、
挑戦する気概と決意が
あれば
、
どんな大きな壁も乗り越えられるわ
!
.
でもね、
ときには自分の足元を見つめる心
のゆとりも必要なの
。
.
山の頂上ばかりを見上げて
、
この道が一番、
近いぞ
❘
!
とばかり、
急な斜面を
、
ずんずん、
どかどかと進んでいく
。
.
目標が、
どんどん、
近づいてくるように思
えてくる
。
.
そんなとき、
ふと足元を眺めるとね
、
小さな草や花が踏まれて
、
踏みつけられて
、
悲鳴をあげていることに気
づくこともあるわ
。
.
ついには頂上ばかり見上げているから
、
そこばかり見つめている
から
、
自分の足元も無理のしすぎで疲れて
、
不安定にな
っ
て、
おぼつかなくな
っ
てしまっ
ているのに気づかなく
て
、
急な斜面から、
ころげ落ちてしまうの
。
.
夢の頂上は胸の奥、
深く深くに強く刻み込
むことが大事
。
.
ゆっ
くり、
.
のんびり、
.
一歩一歩!
.
目標をしっ
かり心の奥に抱いたら
、
後はお日さまを心の中に輝か
せ
、
まっ
すぐ前を向いてね
。
.
まっ
すぐだと思っ
ていた道は
、
ゴロゴロ、
デコボコだらけ
、
.
右へ左へ曲がりくねる道を
、
足元を見つめ、
踏みしめ
、
ゆっ
くり一歩ずつ進んでいくのよ
。
.
ぐるりぐるりと迂回しながら
、
回り道しながら
、
共に歩く人がいるときには
、
お互いを認め合い
、
声をかけあい
、
助け合っ
て、
ゆっ
くり一歩ずつ乗り越え
ていくの
。
.
ときには行く手には大きな壁が立ちふさが
っ
ていることもある。
.
先はまっ
たく見えない
。
.
無理やり体当たりしても
、
びくともしない。
.
想像が及ばなかっ
た状況に直面
。
.
どうしたらいいの?
.
ここであきらめてしま
っ
たら、
なにも始まらない
。
.
なにも変わらない。
.
そんなときはね、
まずはち
ょ
っ
と一休み。
.
疲れた体にお茶を一口
!
.
はあ❘
!
.
ほお❘
!
っ
て大きなため息をついてみるの
。
.
またお茶を一口!
.
はあ❘
!
.
ほお❘
!
.
全身から疲れて、
よどんで
、
さびついていた余分なエネルギ
❘
がどんどん出ていくわ
!
.
どんどん出ていっ
たら
、
全身がからっ
ぽにな
っ
て、
軽くなるの。
.
お日さまを見上げ、
胸を大きく広げて
、
深呼吸よ
。
.
からっ
ぽになっ
ているから
、
今度はどんどん新しい空気が入
っ
てくる
。
.
﹁
ぷりんてぃ
ん﹂
が輝いてくる
。
.
全身がリフレッ
シュ
するとね
、
新しいものの見方
、
考え方が湧き上が
っ
てくるの。
.
今まで夢中に前進していたから
、
気付かなか
っ
た周りが見えてくる
。
.
行き止まり?
.
そう思っ
ていたところに
、
心静かに、
じぃ
❘
っ
と目を凝らしていると
、
かすかに、
かすかに
、
小さな光のようなものが見えてくる
。
.
見えなかっ
たもの、
.
見えなかっ
た景色がし
っ
かりと見えてくるのよ
。
.
壁のすみっ
こに、
針穴のような希望の光を
見つけるの
。
.
横に移動してみると、
かすかに小さいすき間
。
.
ちょ
っ
とした小径︵
こみち︶
があっ
た。
.
未知の可能性を信じ、
勇気をふる
っ
て、
いま出来る小さな一歩で
、
その小径に分け入
っ
てみると
、
なんと、
いままで誰も見たことのな
い
、
知らない草花が咲いている
。
.
さらにもう一歩。
.
影にかくれて見えなか
っ
た別の景色が見えてくる
。
.
緑豊かな大木、
草花があなたをぐるりと彩
っ
てくれる。
.
新しい出会い、
新しい発見
、
新しい感動につつまれるの
。
.
未知の世界、
異質なものから得られる驚き
の感動が
、
囲い壁を砕︵
こわ︶
してくれる。
.
困難だと思われる事態を打開してくれるの
よ
。
.
小さな、
ささいなことに思えることに真剣
に取り組んでいると
、
壁はいつのまにか消え
て
、
あなたの前に大きな輝く道が示されるの
。
.
自分にとっ
て経験しなければならなか
っ
た必要な道のり
。
.
ゆっ
くりの回り道が視界を
、
ぐ❘
ん、
と広げて
、
考えを、
ぐ❘
ん、
と深めてくれる一番の
近道なのね
。
﹁
草花さん!
.
ありがとう
。
元気が出て、
また歩いていけるよ
!
﹂
﹁
こんにちは!
﹂
﹁
こんにちは!
.
頑張っ
てね!
﹂
.
見て、
聴いて、
触れて
、
さまざまな経験を体に刻み込んだあなた
は
、
豊富な強い自分力、
未知の事態に直面した
ときでも
、
たじろがず、
対応できる熟成した底
力を身にまとい
、
最後は大きな答えに辿り着
けるの
。
.
あのときがあっ
たから
、
いまの自分がある、
と
。
.
険しい道のりこそ、
貴重な真の宝物なのよ
。
.
壁をいくつも、
いくつも乗り越えてきたあ
なたの中には
、
やわらかく固い信念
、
しなやかに強い意思が育まれ
る
。
.
それらは、
なにものにもへこたれない
、
砕かれない自分の中から
生み出された思想
、
哲学へと昇華して
、
あなたの全身を輝かせ続け
てくれるわ
。
.
夢の頂上はまだ先。
.
いつも、
いつも、
永遠にあなたの見つめる
先にあるの
。
.
いまあなたの立っ
ているところから
、
ちょ
っ
と振り返っ
てみて!
.
あなたをとり囲んで、
ぐるりと一面
、
大パノラマに広がる草花のじ
ゅ
うたん︱
︱
.
あなたが歩む道のりで育んできた草花たち
が
、
お日さまに照らされて
、
楽しげに笑っ
ているわ
。
﹁
あははは!
.
さあ!
.
私たちとワルツを踊りまし
ょ
う❘
!
﹂
.
あなたは花の冠を頭に戴き
、
お日さまのスポ
ッ
トライトを浴びて、
ワルツを踊
っ
ている。
.
いっ
ぱいの草花と、
﹁
ぷりんてぃ
ん﹂
が歓声をあげ
、
踊っ
ている。
.
ふもとまで続く草花たちも
、
嬉︵
よろ︶
こびのウ
ェ
❘
ブを始めるわ
。
.
手を打ち鳴らし、
踊り出し
、
歓喜の大ウェ
❘
ブ。
.
一体となっ
た大ウェ
❘
ブが、
次々
とあなたのもとに届けられるの
。
.
大ウェ
❘
ブの波から湧き上がる歓声が
、
いつしか大合唱へと変わ
り
、
空へと、
大地へと鳴り響き
、
とどろく。
.
あなたなら出来る!
.
あなたなら出来る!
.
あなたは静かに前を向き
、
ゆっ
くり一歩、
踏み出すの
。
.
目の前に広がるさらなる虹の橋を
、
ゆっ
くり
、
一歩、
また、
一歩。
.
希望の未来に続く虹の橋
、
永遠の虹の橋を、
一歩
、
また、
一歩。
.
聞こえてくる空と大自然の大合唱に包まれ
、
あなたの中のお日さま
は
、
あつく輝き、
未知の扉は開かれるわ
。
.
大丈夫!
.
あなたなら出来る!
.
あなたなら出来る!
.
あなたの胸の中に鳴り響く
。
.
あなたなら出来る!
.
あなたなら、
.
.
.
.
.
出来る!
と。
.
志を持っ
て、
目標に少しでも近づくために
は
、
あせらず自分の中の感性を一歩ずつみが
き
、
集めてね。
.
夢や目標に少しでも近づきたい
、
と思う心が強ければ
、
すべての努力がち
っ
ともつらくなく
、
楽しく学び、
励むことが出来るのよ
。
.
常に集中して、
最善を尽くして
、
実行しているとね
、
次に進むべきステ
ッ
プのヒント、
アイデアが必ず示され
るの
。
.
新たに得たものを信じて
!
.
自分を信じて!
.
希望の光を信じて!
.
真剣に集中してあきらめないかぎり
、
行く道の先には
、
必ず成功のスポ
ッ
トライトが待っ
ているわ。
.
ほら、
見て!
.
スポッ
トライトの真ん中にいるのは
、
もちろん
、
あなたなのよ!
大きな夢、目標を達成するためには、
夢の頂上を胸の奥、深くに刻み込んで、
いまこのとき、前を見つめて、
まわりや足元に気をつけて、
一歩一歩、歩んでいってください。
ときには回り道も大事。
あわてず、ゆっくりと。
大きな壁の向こうには、
いつだって美しい花が
咲いているのですから。