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第八章.
私とあなたと.
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あなたとあなたと.
出会えた奇蹟を.
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大切に.
家族やお友達と食事したり
、
約束してお買い物に出かけたり
、
仲間とスポ
︱
ツしたりして
、
楽しいひとときを過ごす
・
・
・
.
いつも当たり前のように
、
誰でも普通にしていることなんだけれ
ど
、
これっ
て本当はすごいことなのよね
。
.
毎日、
大勢の、
大勢の人たちが町中を歩い
ているのに
、
ほとんど大半はま
っ
たく知らない人
。
.
まっ
たく面識のない人たちばかり
。
.
社会的につながりのない人たち
。
.
その、
見知らぬ人、
知らない人
、
つながりのない人たちの連続の
中で
、
ある日、
ある時、
私たちは出会
っ
て、
知り合
っ
て、
仲よく、
親しくなる
。
.
大勢の、
大勢の人たちの中から
、
選ばれて一人と一人がつなが
っ
ていく
。
.
出会っ
て、
カッ
プルになる
。
.
友達になる。
.
かけがえのない存在になる
。
.
そしてまた、
そのつながりの中から
、
縁が生まれて
、
誰かと出会い
、
知り合う。
.
これは確率的にいっ
ても
、
天文学的な数字になるのではないかし
ら
?
.
0
.
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
・
・
・
0
0
0
0
1
、
ぐらい?
.
それとも、
もっ
と?
.
本当に、
すごい、
すごいことなのよね
!
.
長い人生の中で、
私たちが数多く体験する
﹁
出会い﹂
。
.
その最初。
.
一番最初の﹁
出会い﹂
っ
てなに?
.
みんな誰でも、
最初の
・
・
・
そして、
生涯をつうじて
、
変わることのない最高の出会い
は
、
﹁
家族﹂
。
.
みんな誰でも、
ある日
、
はだかでこの世界に送り出されてきて
、
気がついたら
、
父、
母、
兄弟
、
姉妹・
・
・
﹁
家族
﹂
として選ばれて、
つながり
、
暮らしている
。
.
別の﹁
誰か﹂
ではない
、
別の﹁
家族﹂
ではない
、
自分の﹁
家族﹂
、
そして
、
﹁
親戚﹂
。
.
これっ
て、
とっ
ても不思議なこと
。
.
なんで別の家族ではなく
、
この家族なの︱
?
.
別の誰かではなく、
この人たちなの
︱
?
.
まるでジグソ︱
パズルのようにはめられて
、
家族として組み合わさ
れているのよね
。
.
成長するにしたがっ
て
、
私たちはすこしずつ
、
じょ
じょ
にいろんな人と出会う
。
.
学生時代、
社会人とな
っ
ていく過程で、
友達
、
仲間と・
・
・
さまざまな人たちと出会い
、
知り合
っ
て、
つながっ
ていくの
。
.
ときには、
あの人と親しくなりたい
、
と思っ
ても、
なかなか切っ
かけがつかめなか
っ
たり
、
声をかけることができなか
っ
たり・
・
・
.
そんなこともあるわよね
。
.
そのとき、
そのたびに
、
いろいろな人と出会い
、
ふれあっ
て、
いろいろな経験をして
、
さらに出会いを繰り返
していく
。
.
いろいろな人に支え、
支えられて
、
自分を成長させていく
。
.
そんなふうにして交わり
、
出会っ
た、
多くの
、
多くの人たち。
.
でも、
よく考えてみると
、
﹁
多くの﹂
っ
て思
っ
ているけれど、
私たちが生涯に経験でき
る出会い
っ
て、
ほんのすこしなのよね
。
.
いま現在、
この世界には何十億人もの人が
いる
。
.
同じ時代を、
何十億もの人が生きている
。
.
その中から、
私たち一人一人が生涯に出会
える人は
、
ほんの一部。
.
ちょ
っ
ぴりなのよね。
.
だから、
人と人が出会えて
、
つながっ
たっ
ていうことは
、
本当に、
すごい
、
すごい、
奇蹟!
.
奇蹟なのよね!
.
壮大な空に広がる目に見えない力
。
.
私たち一人一人が見えない糸にいざなわれ
、
導かれて
、
照らされた道を無意識のうちに自
分の道として選び
、
人と人とがこの世界で出
会
っ
ているのよね。
.
未知の無限な可能性の中から導かれて
、
選ばれて
、
一つの道で出会う
。
.
すべての力を超えた人智の及ばない見えな
い力によ
っ
て、
私たちは動かされているのよ
ね
。
.
たまたま、
偶然、
出会
っ
て、
知り合っ
た、
っ
てよく言われるけれど
、
本当は、
だから、
すべて
、
必然なことなのよ
!
.
偶然はすべて必然よね
。
.
ずっ
と、
ずっ
と、
むかしから決ま
っ
ていたこと
。
.
出会いはなにも人と人ばかりとは限らない
。
.
自分では気づかなくても
、
私たちはさまざまなものといつも出会
っ
ている。
.
生きとし生けるもの、
.
芸術、
.
心にひびく言葉・
・
・
.
ときにはあなたの人生を決める大切な
﹁
なにか
﹂
に出会うこともある
。
.
あなたにふさわしい、
あなたが必要としてい
る
﹁
なにか﹂
と出会うこともある
。
.
人であっ
ても、
さまざまなことであ
っ
ても、
同じ
。
.
あなたが本当に必要としているものに出会
っ
たときにはね、
目で見たり
、
耳で聞いたり、
触れてみた瞬間
、
その相手が
、
あなたの胸の中で
、
ピカッ
と光るの。
.
ピカッ
と光る出会い。
.
それがいつなのかは誰にもわからないけれ
ど
、
出会うべきときに、
出会うべき人
、
チャ
ンスにめぐり合うよう
、
空の一角から
、
大きな力があなたを見守
っ
てくれているのよ
。
.
見えない糸でいざない
、
必ず、
導いてくれるからね
。
.
ちょ
っ
と表に出て、
近くを散歩して
、
いつもはなにげなく見過ご
している道ばたのさま
ざまなものに目を向け
てみるだけでもね
、
ときにはうれしい出会い
があるのよ
。
.
地面に落ちた葉っ
ぱの下で
、
アリさんも、
ダンゴ虫さんも
、
せっ
せ
、
せっ
せと働いている
。
.
クモさん、
カマキリさん
、
トンボさん、
いろんな昆虫さんとも出
会える
。
.
そんな景色の中でも、
あなたの胸の中で
、
なにか
、
ピカッ
、
と感じるものがあるかも知れ
ないわ
。
.
道ばたの木の実や、
葉
っ
ぱを拾っ
てきて、
机に飾
っ
てみるのもいいよね
。
.
机に座っ
て、
ぼんやりと眺めているだけで
、
なんだか意味もなく
、
うれしくな
っ
ちゃ
う!
.
心のアルバムが自然と開いてくるよね
。
.
気持ちがタイムスリッ
プしちゃ
う!
.
ほら、
見て!
.
鏡の中に若い、
幼いあなたが映
っ
ているわ。
.
きゃ
っ
きゃ
っ
と楽しそうに笑
っ
ている!
.
なにかに真剣に夢中にな
っ
てる!
.
あっ
、
未来の自分に、
幼いあなたが気づいて
くれた
!
.
ほほ笑みながら、
あなたの方に走
っ
てくるわ
!
.
手を振りながら、
近づいてくる
。
﹁
やあ!
.
元気でやっ
てる
?
﹂
﹁
うん、
なんとかやっ
てるよ
!
﹂
﹁
みんなとはいっ
しょ
?
﹂
﹁
うん、
いつもいっ
しょ
だよ﹂
﹁
よかっ
た︱
!
﹂
.
なつかしい自分と出会
っ
て、
あなたの胸の中に
、
ピカッ
ポッ
とあたたかいものが流れ出
す
。
.
自分自身の心に限界を設けると
、
輝きは消えてしまう
。
.
それでおしまい。
.
せっ
かくの出会いにも
、
気づけなくなっ
てしまう
。
.
自分で限界をつくらないかぎり
、
可能性は無限大
。
.
心に輝きを持ち続けているかぎり
、
見えない力は味方にな
っ
てくれる
。
.
明日への希望を生み出してくれる一筋の道
を示してくれるわ
。
.
あなたにふさわしい、
あなたらしい希望の出
会いを用意してくれる
。
.
出会っ
て、
ご縁という糸で結ばれる
っ
て、
自分の世界が
、
ぱあ︱
っ
と広がる、
すばらしいことなのよね
!
.
あなたの中に、
﹁
ぷりんて
ぃ
ん﹂
はいつも輝いているの
。
.
ほほ笑んで、
応援してくれているのよ
。
﹁
一人ぽっ
ちじゃ
ないんだよ
!
﹂
﹁
誰の前にも、
かならず幸せの扉はあるんだ
よ
!
﹂
っ
て。
.
タンポポは踏まれても
、
踏まれても、
背すじを伸ばして
、
お日さまの輝きに答えている
わ
。
.
小さな生命︵
いのち︶
の輝きのかたまり
・
・
・
そんな虫さんたちとご縁があ
っ
て出会っ
たときも
、
.
自分と心ゆるし合っ
て笑
っ
て、
ひとときを過ごせる人たちに対し
ても
、
﹁
今日も楽しい一日だっ
た!
.
ありがとう!
﹂
よね
。
.
何十億人の人々
の中から選ばれて出会い
、
家族
、
友人、
仲間としてつなが
っ
た、
ちょ
っ
ぴりの人たちですもの
。
.
ぜっ
たいにおろそかに出来ない
。
.
大切に大切にしなければいけないのよね
!
.
明日からの未来には、
またどんな出会いがあ
るのかな
︱
?
.
どんな新しい世界がはじまるのかな
︱
?
.
・
・
・
っ
て考えると、
ち
ょ
っ
とワクワク、
ドキドキしち
ゃ
う。
.
いろんな人、
ものから
、
元気な輝きを分けてもら
っ
て、
おすそ分けしてもら
っ
て、
おだやかに輝いているとね
、
幸せの扉は向こうから
開いてくれるのよ
。
.
風に想いをのせて、
ほほ笑んでいるとね
、
想いは時空を超えて
、
見えない糸にいざなわ
れ
、
風とともに、
行っ
たり来たり
。
.
大空で響き合うの。
.
想いはいつしか花びらとな
っ
て空に舞い上がり
、
色とりどりの花びらは空をうめつくし
、
その色
、
色ごとに、
きらきら
、
きらきら、
輝いて舞い踊りはじめる
の
。
.
一片一片の花びらには
・
・
・
あらっ
!
﹁
ぷりんてぃ
ん﹂
が笑っ
ているわ!
.
色とりどりに輝く﹁
ぷりんてぃ
ん﹂
が乗っ
た花びらは、
きらきら
、
きらきら、
空から舞い下りはじめ
、
すべての人の上に
、
花ふぶきとな
っ
て降りそそぐ。
.
あなたの上に、
私の上に
、
.
あっ
ちのあなたにも、
こ
っ
ちのあなたにも。
.
あなたと、
あなたと、
あなたの上にも
・
・
・
.
すべての人、
一人一人が
、
いろんな色の花びらの輝きにつつまれ
、
きらめいているわ
!
.
花びらは見えない糸に引かれあ
っ
て、
ついたり
、
はなれたり、
をくり返し
、
いつしか手をつなぎ合
っ
て、
一つのお花になるの
。
.
あっ
ちにも、
こっ
ちにも
、
いっ
ぱい、
いっ
ぱい
、
お花が出来上がっ
てきたわ。
.
大きいお花、
小さいお花
・
・
・
色とりどりのお花たちは
、
ふんわり
、
ふわふわ、
舞いはじめ
、
くるくる、
くるくる
、
回りながら、
次第次第に大きな輪を作
り出す
。
.
お花たちの光り輝く大きな大きな輪は
、
虹色にそまり
、
空と地と海をうめつくし
、
くるくる
、
くるくる、
と舞い回る
。
.
お花たちの輪の中から
、
﹁
ぷりんてぃ
ん﹂
たちの歌声も聞こえは
じめる
。
.
永遠の祈りを込めた、
歓びの歌声が
。
.
悠久の時に引き継がれ
、
響きわたるのよ。
﹁
すべての出会いは、
私からあなたへ
﹂
﹁
ほほ笑みの花束は、
あなたからあなたへと
﹂
.
静かに虹色の輪唱︵
りんしょ
う︶
が聞こえてくる
。
♪
.
くるくるまわる、
お花のワルツ
.
くるくるまわる、
あなたと私
.
♪.
次々
と輪唱がわきおこり
、
空と大自然に高く
、
遠く、
響きわたる。
.
すべては虹色に彩られる
。
♪
.
くるくるまわる、
お花のワルツ
.
くるくるまわる、
あなたと私
.
くるくるまわる、
心と心
.
♪.
新しい出会いによっ
て
、
知り合いが出来るの
っ
て、
うれしいよね。
.
自分がいままでまっ
たく知らなか
っ
た分野を教えられる機会に恵
まれて
、
驚くことも多いわ
。
.
自分の中の未知な部分も触発されて
、
ワクワクする
。
.
心が躍る。
.
自分の知識の幅を広げ
、
感性を刺激されるのよね
。
.
生涯を通して、
どれだけ自分が成長を続け
られるかは
、
出会いによ
っ
ても左右される。
.
これからも想像を超えた出会いが
、
どんなすてきな未来をもたら
してくれるのかな
︱
、
っ
て、
ちょ
っ
とウキウキ
、
心ときめくわ。
.
未知の出会い、
未来の出会いが楽しみ
!
.
一つ一つの出会いを大切にしていこうね
!
出会いは私たちに
多くのものをもたらしてくれます。
人との出会い、
さまざまなものとの出会い。
出会いは未来への可能性。
すべての出会いを大切に、
あなたの中にしっかりと受け止めることで、
幸せへと続く道は
一つ一つ開かれていきます。