.
ぷりんてぃ
んと.
.
.
.
.
遊ぼうよ!
.
第9話.
.
し︱
まちゃ
ん.
さて、
今日は皆さんに一人のお友達を紹介
しまし
ょ
う。
.
ファ
ンタジアランドの
、
とある森の近くに住んでいる女の子
。
.
名前はし︱
ま。
.
し︱
まちゃ
んと言います
。
.
本を読むのがとっ
ても大好きです
。
.
し︱
まちゃ
んのすぐそばには
、
.
いつも﹁
マダム﹂
という名前のぷりんて
ぃ
んが一緒にいます
。
.
し︱
まちゃ
んを見守っ
てくれている優しいぷりんて
ぃ
んです。
﹁
ねぇ
、
し︱
まちゃ
ん、
お天気がいいわよ
。
お外に出て
、
お散歩しまし
ょ
うよ﹂
.
マダムは言いました。
.
マダムはし︱
まちゃ
んをお散歩に誘
っ
ているのですね
。
﹁
う︱
ん、
ぼくいい。
このご本
、
読んでるから
﹂
.
し︱
まちゃ
んはあまり乗り気ではないよう
です
。
.
そうそう、
.
し︱
まちゃ
んは女の子ですが
、
自分のことを
﹁
ぼく﹂
と言うのです
。
.
ちょ
っ
と男の子っ
ぽい雰囲気もありますが
、
れ
っ
きとした女の子です
。
﹁
また︱
、
そんなこと言
っ
て。
.
森の向こうで、
みんなが待
っ
ていてくれているわよ
﹂
﹁
う︱
ん、
どうしようかな
︱
﹂
﹁
ねっ
、
行きましょ
うよ
、
ねっ
!
﹂
﹁
うん、
そうだね、
わか
っ
た﹂
.
どうやら、
し︱
まちゃ
んはお散歩に行くことにしたようです
。
.
し︱
まちゃ
んがお外へと出ると
、
お日さまが話しかけてきました
。
.
お日さまは、
あたたかな陽射しを振りまき
ながら
、
ニコニコと笑っ
ています。
﹁
やあ、
し︱
まちゃ
ん、
今日はご機嫌いかが
?
﹂
﹁
はい、
今日も元気です
﹂
﹁
そう、
それはよかっ
た
﹂
.
お日さまはニコニコと笑
っ
て答えます。
﹁
あら、
私も元気よ﹂
.
マダムも笑っ
て言います
。
﹁
そうだね、
みんな元気だと嬉しいよ
﹂
.
お日さまはさらに、
さらにあたたかく辺り
を照らします
。
.
ぽかぽか、
ぽかぽか、
いい気持ち
。
.
し︱
まちゃ
んとマダムはお日さまにペコリ
とごあいさつをして
、
森の奥へと歩いていき
ました
。
.
森の奥へと進むと、
そこは美しい花園です
。
.
管理人のぷりんてぃ
んたちが出迎えてくれ
ます
。
﹁
こんにちは。
今日もきれいなお花
、
ありがとう
﹂
.
し︱
まちゃ
んは言いました
。
﹁
いつもここのお花を見るのが楽しみなのよ
﹂
.
マダムも言います。
.
ぷりんてぃ
んの管理人さんたちも答えます
。
﹁
いえいえ、
どういたしまして
﹂
﹁
私たち、
お花のお手入れをするのがと
っ
ても楽しいのよ
﹂
﹁
お花さんたちが元気をくれるからね
﹂
﹁
そうなのよ﹂
﹁
わあ、
そうなんだ︱
﹂
.
し︱
まちゃ
んは答えました
。
.
し︱
まちゃ
んとマダムは花園の管理人さん
たちにもバイバイをし
て
、
さらに森の奥へと進みました
。
.
さらに森の奥では、
いつも大勢の動物たち
が
、
し︱
まちゃ
んを待っ
ています。
﹁
あっ
、
し︱
まちゃ
んだ
﹂
﹁
嬉しいな、
し︱
まちゃ
んのお話し会が始まるよ
︱
﹂
.
動物たちは大喜び!
.
小鳥さんたちがピッ
ピ
ッ
とみんなにお知らせに飛び回ります
。
.
それを合図に森の動物たちが
、
あっ
ちから、
こ
っ
ちから、
いつも、
し
︱
まちゃ
んのお話を聴きに集ま
っ
てくるのです
。
﹁
今日は何のお話をしてくれるのか
、
楽しみだな
︱
﹂
﹁
し︱
まちゃ
んのお話はすてきだな
︱
﹂
.
ほら、
耳を澄ませてください
。
.
今日も、
し︱
まちゃ
んの声が風に乗
っ
て、
空高く届けられます
。
﹁
それじゃ
、
今日のお話をはじめるよ
﹂
.
し︱
まちゃ
んのお話がはじまります
。
﹁
むかしむかし、
ファ
ンタジアランドのある
ところに
、
おじいさんとおばあさんのぷりん
て
ぃ
んが住んでいました
・
・
・
・
﹂
.
ふんふん、
ふんふん、
と動物たちは
、
し︱
まち
ゃ
んのお話に聞き入っ
ています。
.
嬉しい楽しい午後のひとときが過ぎていき
ます
。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
.
さて、
本が大好きな不思議な子
、
し︱
まちゃ
ん。
.
森の近くに住んでいますが
、
よく町にもやっ
てきます。
.
そこで色々
と楽しい出会いがあり
、
楽しい出来事が起こるのです
が
・
・
・
・
.
そのお話はまた次回のお楽しみね
!