.
ぷりんてぃ
んと.
.
.
.
.
遊ぼうよ!
.
第1
0
話.
.
お宮まいり.
さて、
愛のファ
ンタジアランドにもお正月
がや
っ
てきました。
.
いつも森の近くに住んでいるし
︱
まちゃ
んも
、
ぷりんてぃ
んのマダムと一緒に町へとや
っ
てきました。
.
すると、
おやおや?
.
たまたま通りかかっ
たミ
︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んが興味津々
です
。
﹁
あれ︱
?
.
見かけない子が歩いているよ
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
ほんとだ︱
。
どこの子だろう
?
.
かわいい子だね
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んも言います
。
﹁
本当にどこの子だろうね
?
﹂
﹁
話しかけてみようか?
﹂
.
どうやらたまたまですが
、
みんな向かう方向は同じ方向のようで
す
。
﹁
どうしようか?
﹂
﹁
う︱
ん、
どうしよう?
﹂
・
・
・
とミ︱
ちゃ
んとクロミ
︱
ちゃ
んはお悩み中
。
.
そのまま、
トコトコ、
トコトコ
、
.
みんな道をおんなじ方向に歩いていきます
。
.
すると・
・
・
・
.
そうです、
ちょ
うどそこに郵便配達屋さん
がや
っ
てきたのです。
﹁
こんにちは、
郵便配達屋さん
﹂
.
し︱
まちゃ
んは言いました
。
.
どうやら、
し︱
まちゃ
んは郵便配達屋さんを知
っ
ているようです。
.
郵便配達屋さんも、
に
っ
こりと笑っ
て答えます
。
﹁
やあ、
し︱
まちゃ
ん、
それにマダムさん
、
.
ちょ
うどよかっ
たのであります
。
.
いまお年賀状をちょ
うど
、
し︱
まちゃ
んのお家にお届けに行くと
ころだ
っ
たのであります
﹂
.
やっ
ぱり、
郵便配達屋さんはし
︱
まちゃ
んと知り合いのようです
ね
。
.
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んは郵便配達屋さんに話しかけます
。
﹁
ねぇ
、
郵便配達屋さん
、
この子、
お知り合い
?
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
.
郵便配達屋さんは後ろを振り返
っ
て、
目をぱちくり
。
﹁
あっ
、
ミ︱
ちゃ
んに、
クロミ
︱
ちゃ
んでありますか
。
.
あけましておめでとうであります
。
.
こちらは森の近くに住んでいるし
︱
まちゃ
んであります
。
.
し︱
まちゃ
ん、
こちらはミ
︱
ちゃ
ん、
クロミ
︱
ちゃ
んであります﹂
.
郵便配達屋さんはミ︱
ちゃ
ん、
クロミ︱
ちゃ
んに、
し︱
まちゃ
んを紹介しました
。
﹁
わあ、
はじめまして、
こんにちは
﹂
.
し︱
まちゃ
んは言いました
。
﹁
こんにちは、
はじめまして
♪
﹂
.
・
・
とミ︱
ちゃ
んは答えます
。
.
﹁
はじめまして、
し︱
まち
ゃ
ん﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んもごあいさつです
。
.
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
ん、
.
そして、
し︱
まちゃ
んとマダムはお互いに
ごあいさつです
。
﹁
わあ、
そうなんだ、
向こうの森の近くに住
んでるんだ
﹂
.
・
・
とミ︱
ちゃ
ん。
﹁
そうですよ、
とっ
てもいいところですよ
﹂
.
・
・
とマダム。
﹁
今度、
遊びにきてね﹂
.
し︱
まちゃ
んは言いました
。
﹁
うん、
そうだね!
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは答えます
。
﹁
もちろん、
よろこんで
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んも答えます
。
.
こうして、
みんなすぐに仲よしになりまし
た
。
.
楽しくおしゃ
べりをして
、
その後、
みんなそろ
っ
て神社に新年のお参りにいくことにな
りました
。
﹁
な︱
んだ、
し︱
まちゃ
んも新年のお参りに行くところだ
っ
たんだ︱
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
うん﹂
.
し︱
まちゃ
んは答えます
。
﹁
私たちもだよ!
.
じゃ
あ、
ちょ
うどいいよ。
みんなでい
っ
しょ
にお参りに行こう
!
﹂
﹁
うん!
﹂
.
し︱
まちゃ
んは、
にっ
こりと笑っ
て、
答えました
。
.
さて、
みんなそろっ
て神社でお祈りです
。
﹁
今年もいいことがありますように
﹂
.
パンパン、
と拍手︵
かしわで︶
を打っ
て、
神さまにお願いをしま
す
。
﹁
今年もおいしいお菓子がい
っ
ぱい食べられますように
﹂
.
・
・
とミ︱
ちゃ
ん。
﹁
世界が平和でありますように
﹂
.
・
・
とクロミ︱
ちゃ
ん
。
﹁
楽しいご本がいっ
ぱい読めますように
﹂
.
これは、
し︱
まちゃ
んです
。
.
みんな心からお祈りをしました
。
.
さて、
お参りの後といえば
・
・
・
﹁
ねぇ
、
みんな、
おみくじを引こうよ
!
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
うん、
そうだね。
いいね
、
いいね﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは答えます
。
﹁
ぼく、
あっ
ちに売っ
てるお守りが欲しいな
﹂
.
し︱
まちゃ
んは言いました
。
﹁
まあ、
し︱
まちゃ
んたら
﹂
.
マダムはくすっ
と笑っ
て
、
にっ
こりです。
﹁
わぁ
、
ぼく、
大吉だ︱
﹂
﹁
私は・
・
ないしょ
﹂
﹁
えっ
と︱
、
ここに結べばいいのかな
?
﹂
.
お参りした後、
おしゃ
べりをしながらおみくじを引いたり
、
破魔矢を買
っ
たり。
.
みんな楽しいひと時を過ごしました
。
﹁
し︱
まちゃ
ん、
新しいお友達ができてよか
っ
たわね﹂
.
マダムは言いました。
﹁
うん!
﹂
.
し︱
まちゃ
んはうなずきます
。
﹁
私たちも、
し︱
まちゃ
んとお友達になれてうれしいわ
﹂
﹁
また遊ぼうね﹂
.
ミ︱
ちゃ
んとクロミ︱
ちゃ
んも言います。
﹁
ねぇ
、
今度、
し︱
まち
ゃ
んのご本を聞かせてね
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
﹁
そうだね、
楽しいお話がい
っ
ぱいあるんだよ
﹂
.
し︱
まちゃ
んは答えます
。
﹁
わあ、
楽しみ!
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んも、
ウキウキ
、
ワクワクです
。
.
みんな、
おみくじには何が書いてあ
っ
たのかな
?
.
今年も一年よろしくお願いします
っ
て、
順番に木に結んでいきま
す
。
.
こうして、
ミ︱
ちゃ
ん
、
クロミ︱
ちゃ
んと、
し
︱
まちゃ
んはとっ
ても仲よしのお友達にな
りました
。
.
ドキドキ、
ワクワク、
楽しい出来事が始まり
そうですね
。
.
さて、
でもそれは、
次回以降のお楽しみで
す
。