.
ぷりんてぃ
んと.
.
.
.
.
遊ぼうよ!
.
第1
3
話.
.
虹の彼方へ.
.
.
.
.
.
その2.
♪
.
♪
.
♪
.
.
ぷ︱
るる.
.
.
ぷ︱
らら♪
.
ぷ︱
らら、
る︱
♪
.
あら?
.
皆さん。
.
どこからともなく、
かわいい歌声が聞こえ
てきますよ
。
.
高い、
高い、
お空の雲の上からです
。
.
♪
.
♪
.
ぷ︱
るる.
ぷ︱
らら♪
.
ここは.
光り輝く夢の国.
希望の国♪
.
ぷりんてぃ
んの.
ふるさと.
心のふるさと♪
.
ぷ︱
るる.
ぷ︱
らら♪
.
ぷ︱
らら、
る︱
♪
.
♪
.
♪
.
♪
.
.
♪
.
♪
.
♪
.
♪
.
.
♪
.
ほら、
見てください。
.
高い高い雲の上で女の子が歌を歌
っ
ています
。
.
この子は天使。
.
天使のムルちゃ
んと言います
。
﹁
さあ、
ぷりんてぃ
んたち
、
みんなが幸せになれるように
、
ちゃ
んとお手伝いをするので
すよ
﹂
.
ムルちゃ
んはそう言いながら
、
生まれたばかりのぷりんて
ぃ
んたちを私たちのもとへと
送り出すお手伝いをし
ています
。
﹁
は︱
い﹂
﹁
わかりました﹂
﹁
ぼくたち、
地上のみんなのもとへと行
っ
てきま
︱
す﹂
﹁
いっ
ぱいの愛を運んで
、
お役たてるよう、
がんばりま
︱
す﹂
.
ぷりんてぃ
んたちは、
みんな元気い
っ
ぱい、
飛び立
っ
ていきます。
.
と、
そんなとき、
ムルち
ゃ
んはふと気がつきました
。
﹁
あら?
.
きれいな虹がかか
っ
たわ。
.
あら?
.
誰かが登っ
てくるわ
。
誰だろう?
﹂
.
♪
登ろう.
.
登ろう.
.
虹の橋♪
.
夢と希望の虹の橋♪
.
勇気を出せば.
.
.
登れるぞ♪
.
行くぞ.
行くぞ.
虹の橋♪
.
そうです、
虹を登っ
てきたのは
、
ミ︱
ちゃ
んたちです
。
.
元気に歌を歌っ
て、
ミ
︱
ちゃ
んはどんどんと
、
どんどんと虹の橋を登
っ
ていきます。
﹁
ねぇ
、
ミ︱
、
もうこの辺にしとこうよ
﹂
.
クロミ︱
ちゃ
んは言いました
。
.
でも、
ミ︱
ちゃ
んは歩みを止めません
。
﹁
大丈夫、
大丈夫。
もうち
ょ
っ
と、
もうちょ
っ
と﹂
﹁
う︱
ん、
もお﹂
.
その後からはし︱
まち
ゃ
んも続きます。
﹁
わあ、
ほんとだ、
ご本に書いてあ
っ
た通りだ
。
すごい、
すごいな︱
﹂
﹁
みんな、
気をつけて登るのであります
﹂
.
郵便配達屋さんは言いました
。
﹁
まっ
たくしょ
うがないわね
︱
、
ぶつぶつ・
・
・
﹂
.
ぶつぶつ言いながら、
マダムも続きます
。
﹁
し︱
まちゃ
ん、
すべらないように気をつけ
るのよ
﹂
﹁
は︱
い﹂
.
.
登ろう.
.
登ろう.
.
虹の橋♪
.
夢と希望の虹の橋♪
.
勇気を出せば.
.
.
登れるぞ♪
.
行くぞ.
行くぞ.
虹の橋♪
.
登ろう.
登ろう.
虹の橋♪
.
ミ︱
ちゃ
んの歌声に合わせて
、
みんなはどんどんと
、
どんどんと行進をしていきます
。
.
すると・
・
・
・
﹁
ようこそ、
光の国へ﹂
.
突然・
・
・
.
突然、
虹の先に天使さんが現れました
。
﹁
こんにちは、
私はムルと言います
。
あなたはだ
ぁ
れ?
﹂
﹁
わ、
わわわ、
私はミ︱
よ
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは言いました
。
.
目をぱちくりです。
.
本当に虹の先に天使さんが現れ
、
さすがのミ
︱
ちゃ
んもびっ
くりしてしま
っ
たのです。
.
でも、
すぐにミ︱
ちゃ
んはにっ
こりと、
ほほ笑みました
。
﹁
こんにちは、
天使のムルち
ゃ
ん。
私たち、
この下の草原からお空
に冒険に来たのよ
﹂
﹁
まあ、
ほんと!
﹂
.
ムルちゃ
んは言いました
。
﹁
うれしい!
.
それじゃ
、
お友達ね。
皆さん、
ここは夢と希望の
、
光の国
。
これからみんなで少し遊びに出かけま
せんか
?
.
お会いできたお礼に
、
私がご案内します
﹂
﹁
え︱
、
ほんと?
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んは、
うれしくなりました
。
﹁
でも、
どうやっ
て?
﹂
﹁
簡単ですよ。
ここは光の国ですもの
。
ほら、
こうや
っ
て・
・
・
﹂
.
.
.
☆.
.
.
.
.
.
☆.
☆.
.
.
.
.
.
.
.
.
☆.
.
.
.
.
.
☆.
.
☆.
.
.
.
☆.
.
.
.
.
.
.
.
☆.
.
.
☆.
.
.
.
.
.
☆.
☆.
.
.
.
.
.
.
.
.
☆﹁
うわぁ
﹂
﹁
すごい、
すごいぞ︱
﹂
.
みんなムルちゃ
んのご案内によ
っ
て、
冒険の旅に出発です
。
.
えっ
?
.
乗り物はなにかっ
て?
.
ほら、
見てください。
.
輝く雲が乗り物です。
﹁
すごい、
ぷかぷか浮いてる
︱
﹂
﹁
すごいな︱
﹂
﹁
気持ちいいであります
﹂
﹁
うわぁ
、
地上があんなに小さく見える
︱
﹂
﹁
すごい広いな︱
﹂
﹁
見たこともない景色だ
︱
﹂
﹁
やっ
た︱
、
やっ
た︱
、
すごいぞ
︱
。
鳥さんとい
っ
しょ
に飛べるぞ︱
﹂
.
ミ︱
ちゃ
んも、
.
クロミ︱
ちゃ
んも、
.
し︱
まちゃ
んも、
.
マダムも、
.
郵便配達屋さんも、
.
ぷりんてぃ
んたちも、
.
わぁ
、
もう、
みんな、
みんな
、
.
みんな、
みんな、
おおはし
ゃ
ぎです!
.
ムルちゃ
んは笑っ
て言いました
。
﹁
気に入っ
ていただけて
、
うれしいわ。
さあ、
それじ
ゃ
、
冒険の旅に出発しまし
ょ
う﹂
﹁
わあぃ
﹂
.
皆さん、
虹の向こうには本当に不思議な世
界があるんですね
!
.
こうしてミ︱
ちゃ
んたちは輝く雲に乗
っ
て、
冒険の旅に出発しまし
た
。
.
世界の様々
な場所をめぐり
、
やがてとっ
てもすてきな場所へと到
着するのですが
・
・
・
.
それはまた次回のお楽しみね
!
.
つづきます!